「最新の納骨堂とは?」納骨堂の歴史や最新情報を解説!
新しいお墓の形として耳にする事が増えた「納骨堂」。納骨堂の歴史から最新の納骨堂についてなど、納骨堂についてまとめて掲載しています。
納骨堂の歴史
納骨堂とは骨壺に入った遺骨を安置するための建造物の事をいいます。新しいお墓の形などと形容されることから、最近現れたお墓のようにみえるかもしれませんが、納骨堂は歴史あるお墓の形です。納骨堂の歴史は古く、奈良時代から存在していたといわれています。古くは日本でも土葬されることが一般的でした。土葬が一般的な時代に、火葬していたのは身分の高い人々のみでした。そのため納骨堂を利用できるのは身分が高い人々、上流階級のみでした。奈良時代には霊廟という建造物があり、今の納骨堂の起源といわれています。
霊廟とは、亡くなった人々の鎮魂を祈り、お祀りするための建造物です。霊廟は日本だけでなく世界中にあるお墓の形です。世界遺産のタージ・マハルは白い大理石でできた霊廟です。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛する妻の死を嘆き悲しんで建てられました。タージ・マハルは1632 年から1653年にかけて建設されており、この頃から遺骨を建造物内に祀るということが行われてきたことになります。死後に火葬することが一般的になったのは、江戸時代後期から明治時代初期といわれています。納骨堂は預骨というお墓や供養方法が決まっていない場合に遺骨を一時的に保管する役割を担います。遺骨の一時預かりのような場所です。
このように歴史ある納骨堂ですが、一時預かりというかつての納骨堂の形の役割は変化し、今では、永眠する場所としても納骨堂が選ばれています。その背景のひとつにあるのが改葬件数の増加です。改葬を簡単に言うとお墓のお引越しです。これまで利用してきたお墓から、新しい納骨先に引っ越しを行います。一般墓の減少し改葬先の需要が高まっているのです。
令和4年度の改葬件数は151,076件です。平成11年度(1999年度)には 67,270件だった件数が倍以上となっています。改葬とは遺骨をある場所からある場所へ引っ越すことを言い、墓じまいともいわれています。墓じまいというとお墓がなくなって納骨先がなくなるというイメージになりがちですが、お墓がなくなったからといって納骨先がなくなるというわけではありません。墓じまいし納骨堂に改葬するという選択も取られるようになってきました。
永代供養のある納骨堂も増えました。永代供養とはお寺などの墓地の管理者が遺骨の供養を続けてくれる管理形態のことを言います。お墓には管理者が必要ですが、管理する人が居なくなったり、居ても大変なので管理をお願いしたい場合もあります。その際には、永代供養がある納骨堂を利用することができます。お墓は面倒、維持したくても難しい、色々な変化から納骨堂の需要が増えています。
最新の納骨堂
納骨堂と言っても様々な種類があります。
- 位牌式
- ロッカー
- 仏壇式
- 自動搬送式
- 墓石式
色々な種類があり、自分の予算や希望に合わせて選ぶことができます。また、これら以外に新しい納骨堂もあります。近年、お墓のデジタル化、IT化が進んでいます。実体のお墓がなくインターネット上にお墓を作る、遠隔でインターネット上でお墓参りするなどのサービスが増えてきました。納骨堂も進化し、最新の納骨堂では、配布されているICカードをかざすと故人のデジタル情報を閲覧しお参りが可能という納骨堂もあります。
進むデジタル化、IT化の中では、実体がない形式を選ぶか、実体がある形式を選ぶかという選択もすることができます。お墓の実態がない、という形式は以前では考えられませんでしたが需要に応えるために存在しています。もちろん、実体がないと寂しいという考えもあります。これまで当たり前だと思われていたお墓や納骨堂の形は大きく変化し、自分の価値観にあった選択がしやすくなりました。
納骨堂てらすの特長
納骨堂てらすは最新の納骨堂です。お墓参りというと大変というイメージがあるかもしれませんが、納骨堂でしたらもっと手軽にお参りすることができます。納骨堂てらすの特長を紹介していきます。
・屋内型の納骨堂
納骨堂てらすは、北海道札幌市、恵庭市、旭川市にある納骨堂です。
屋内にありますので、暑い夏、お盆にも涼しい場所です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設です。お体の不自由な方、高齢の方はお墓参りに行きたくても負担を感じてしまうことがありますが、納骨堂てらすでは快適なお参りが可能です。小規模な施設のため、他の大規模な墓所・霊園と違い、比較的都市部から近い立地にあります。お盆やお彼岸の混み合う時期でも、渋滞や事故の危険を冒すことなくお気軽にお参りいただけます。
・デジタル祭壇
故人様の写真が表示出来る、デジタル祭壇
カードのQRコードを祭壇に
会員様にお渡しするカードのQRコードを祭壇に付属するリーダーにかざすだけで故人様のお姿が映し出されます。お墓のかたちは変わっても、従来よりもお参りの機会をつくることができる、故人とのつながりが一層深まる、ご供養のかたちです。
・カフェ
空調の効いた室内は、お参り時の待ち時間などにお使い頂けるようにくつろぎのカフェスペースをご用意しています。ご親族の方との歓談やお待ち合わせなどにもご使用ください。簡単なお飲み物などもご用意しています。お参りも大切ですが、お参り後に歓談をする時間も大切にしたいと思い、カフェスペースをご用意しています。
・永代供養
納骨堂てらすは永代供養が可能です。自分たちでできなくなった管理をお任せいただけます。
・費用
納骨堂てらすの「合葬納骨プラン」は16万5千円のみで、年会費・管理費不要で永代供養が出来ます。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、多くの費用が掛かると言われています。納骨堂てらすなら安価でかつ追加費用も掛からないため、金銭的な負担は最小限で済みます。「お墓が無い」「お墓は要らない」「お金を掛けたくない」など様々な需要に対応出来るように、お手軽な料金プランで納骨・供養が出来るプランをご用意しています。
・ペットと一緒に入れる納骨堂
納骨堂てらすはペットと一緒に入ることができます。お墓にはペットと一緒に入れない事もあります。いずれペットと一緒に眠る場所としてもご利用いただけます。
納骨堂てらすを見学・お問合せ
現代の日本では、宗教観・死生観も様々に変化し、お葬式・供養を始め人の死に関する儀式や儀礼の形式も変わってきています。納骨堂 てらすでは宗教との関わり、供養のあり方などは、時代にあわせて形は変わるとしても大切なものだと考えています。
お墓に関しての価値観が多様化する中、納骨堂てらすは現代の生活スタイルに最適な供養のカタチの一つだと私たちは考えます。札幌に住んでいる、恵庭にご親族がいる人、札幌に所縁があるなど、札幌市や恵庭市周辺で納骨堂を探す理由は様々でしょう。先祖代々のお墓を無縁墓にしたくない、自分が無縁仏にならないよう準備したい、様々な方に納骨堂てらすをご利用頂いています。納骨堂てらすは納骨堂を札幌、恵庭、旭川で探している人におすすめです。是非見学にお越しください。