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納骨堂が人気なのはなぜ?

納骨堂が増加し人気になってきています。どの位増加しているのでしょうか、納骨堂が人気なのはなぜでしょうか、納骨堂が選ばれている背景など、人気の理由をみていきましょう。

納骨堂が人気なのはなぜ?

納骨堂が年々増えてきています。厚生労働省が発表している納骨堂の数値で、年々増えてきている傾向をみることができます。

令和2年度(2020年度) 13,038ヶ所
平成27年度(2015年度) 11,903ヶ所
平成22年度(2010年度) 11,810ヶ所
平成17年度(2005年度) 11,841ヶ所
平成12年度(2000年度) 11,550ヶ所
平成9年度(1997年度) 10,975ヶ所

参照)厚生労働省 衛生行政報告例 墓地・火葬場・納骨堂数

2000年度には11,550ヶ所だった納骨堂は、2022年度には13,038ヶ所という数値が報告されています。この20年間で1488ヶ所の増加です。数値をみると、ほぼ年を追うごとに数値が増えていますので、増加傾向にあり、今後も増加が見込まれることが予想されます。

納骨堂が増加し、人気になってきているのには様々な背景や理由がみられますが、大きな背景には従来のお墓が時代に合わなくなってきているという点があげられます。従来のお墓とは、墓地に墓石があるというもので、多くの人がイメージする「お墓」です。お墓はお金がかかる、管理が大変でお参りに行くのも大変、お墓に対して、そんなイメージもあるかもしれません。

確かに、お墓は100万円を超える金額となるなど、人生の高額な買い物の一つとしても知られています。お墓にかかる費用は安くなく、ローンを組んでお墓を買う人も居ます。また、管理の大変さもあり、お墓参りの度にお墓掃除することを負担に感じている人もいるかもしれません。お墓参りに行くことが大変な場合も多く、1日がかりや、車で時間をかけて運転しなければならない場所にあり、気軽に足を運べる場所にあることは稀かもしれません。

そんな中、お墓に対する価値観の多様化が進み、当たり前のように先祖代々家族のお墓に入るという生活様式に変化が見られています。従来からのお墓という形にとらわれず、自分達の理想の供養先を選ぶようになってきています。従来のお墓に代わる新しいお墓の形が求められるようになりました。そのひとつが「納骨堂」です。納骨堂とは、室内に遺骨を安置して供養を行う場所です。従来のお墓のような墓石は不要で比較的アクセスの良い場所にあり、室内なので天候に左右されずお参りに行きやすい等のメリットがあります。以下で詳細をみていきましょう。

お墓より安い?納骨堂の費用

一般的に、お墓の建立にかかる費用は高額です。お墓を新たに購入する際には、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかることが多くなっています。納骨堂には様々な形式があり、値段は様々になっていますが、納骨堂にかかる費用はお墓より安い場合が多くなっています。株式会社鎌倉新書が行った第13回お墓の消費者全国実態調査(2022年)によると納骨堂の平均購入価格は83.6万円でした。

参照)https://guide.e-ohaka.com/research/survey_2022/

また、お墓には年間管理費がかかる事が一般的ですが、納骨堂には年間管理費がかからない施設もあります。お墓は高くて購入が大変だ、お金がかかるという理由から、お墓より安価で購入でき維持が出来る供養先を選択します。納骨堂が人気となっている背景には金銭面の理由がみられます。

管理が楽になる!永代供養。

お墓というと、草むしりやお墓掃除など管理の負担もあります。お墓の管理が負担となり、お墓以外の供養の方法に目を向けるという事は少なくありません。お墓参りに行きたくても行けないという忙しい生活の中、お墓へ行ったら掃除をしなければならず、お墓があることが体力的にも心理的にも負担となってしまいます。納骨堂は屋内にあることが多く、納骨堂がきちんと管理してくれます。自分で管理しなくとも、きれいな環境でお参りができる施設です。お墓掃除など管理の負担から解放される事も人気の理由となっています。

納骨堂で跡継ぎの不安から解放

子供が居ない場合、独身の場合にはお墓の跡継ぎの不安があります。お墓は先祖代々家族が受け継ぎますが、子供が居ない場合や独身の場合は跡継ぎが居ません。お墓の使用を続けていた場合、跡継ぎが居ないと無縁仏になる心配がありますが、永代供養があればその心配は不要です。管理者が居なくなったお墓は、誰にも管理されずお墓が荒れていくことにもなります。先祖代々家族のお墓を墓じまいし、新しい供養先への改葬を進めることで無縁仏墓となるのを防ぐことが出来ます。進む核家族化、生涯未婚率の増加など、お墓の跡継ぎが居ない家族の形は増加傾向にあります。跡継ぎが不安だという方に納骨堂は安心できる供養先です。

お参りにも求められる利便性

お墓参りに行くのは大変な事が多いですが、お墓が遠方にあるというのも理由の一つにあげられやすい点です。お墓が家の近くにあれば気軽に行けて良いですが、例えばお墓が実家近くの山間にある場合も珍しくありません。わざわざ数時間かけて行くなど、1日がかりの場合もあります。元気なうちは良いかもしれませんが、足腰が不安な場合、体調が悪い際には、お墓まで行くことが本当に大変になってしまいます。納骨堂は、アクセスの良い場所にあることが多いです。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下のお墓参りは大変ですが、屋内にある納骨堂は雨や天気が悪い日でも足を運びやすくなっています。

お参りに行くのが大変だと足が遠のいてしまいがちです。お墓参りに行くのは大変だというイメージがあるかもしれませんが、そもそもお参りとは、大変な思いをして行くものではないかもしれません。お墓参りとは大変なものだと決めつけるのではなく、お参りに対する家族や自分の負担を減らす選択もすることができるのは知っておきたいところです。

家族の負担を減らしたいから納骨堂

納骨堂が選ばれる様々な理由を見ると、なぜ納骨堂が人気となるのかが見えてきます。お金の負担、お参りの負担、跡継ぎ問題など、お墓に感じていた様々な不安や負担を減らすことができるのは、納骨堂が人気となる大きな理由になっています。

自分達がお墓で大変な思いをしたから、子供に負担を残したくない、迷惑をかけたくないと墓じまいを選択する親世代もいます。お墓を自分の代でたたむ「墓じまい」が選ばれお墓以外の供養先を選び、家族の負担を減らそうという理由もみられているのです。

札幌市、恵庭市周辺で納骨堂を探している人におすすめ

納骨堂てらす札幌礼拝堂

このように納骨堂が人気となる様々な理由があります。様々な価値観や生活スタイルがある中、供養先は必ずしも「お墓」に限る必要はありません。お墓は故人を偲ぶ場所であるのに、「面倒だ」「負担だ」等と感じられてしまっては故人も浮かばれないかもしれません。

自分達の希望や利便性から選ぶことは、悪いことではありません。故人に気軽に会いに行けた方が故人を偲ぶ事に繋がる可能性もあるという面に、是非目を向けてみて下さい。

納骨堂てらすは北海道札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。年会費・管理費不要で永代供養が出来る納骨堂を北海道 札幌、恵庭で探している人におすすめの納骨堂です。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案させていただきます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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