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納骨堂は跡継ぎが居なくても大丈夫?

納骨堂てらす恵庭祭壇イメージ

お墓に関する悩みの中で、お墓の承継者がいない、お墓を継ぐ人がいない等という「お墓の跡継ぎ」に関する悩みが増えています。近年、以前とは家族の形やお墓に対する価値観が変化してきています。核家族化や少子化、都市への人口集中など様々な時代背景や家族の形という大きな変化があり、お墓の跡継ぎが居ないというお墓に関する問題は社会問題にもなっているのです。お墓の跡継ぎが居ない場合、納骨堂という従来のお墓とは違う新しい形の納骨も注目されています。納骨堂は跡継ぎが居なくても大丈夫なのでしょうか。跡継ぎが居ないお墓や、納骨堂についてまとめて掲載しています。

跡継ぎがいないお墓はどうなるの?

お墓イメージ

お墓は、お墓の持ち主が管理者となります。お墓の管理者は、管理費を支払いお墓の清掃、修繕などの管理を行います。管理者がいるから、お墓が保たれていることになるのです。管理者が居なくなってしまったお墓は、雑草が伸びたり、石が倒れたり近隣の迷惑になる場合もあるでしょう。墓石や墓所は作って終わりという訳ではなく、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

お墓を引き継いだ者が、次の管理者となります。お墓を継ぎ管理者となるのは、お墓の名義人の配偶者や長男が引き継ぎ跡継ぎとなる事が一般的とされています。長男以外がお墓を継いでも問題はありませんが、墓地によっては本家の方のみ埋葬できるといった規約がある霊園も存在しますので、その際には注意が必要です。お墓の跡継ぎを長男以外で検討する場合は、事前に規約を確認しておいた方が良いでしょう。

問題となるのは、お墓の跡継ぎが居ない場合です。お墓に承継者、跡継ぎが居ない場合には、お墓を管理する人が居なくなってしまいます。管理者が居ないお墓は、いわゆる無縁仏、無縁墓になってしまいます。無縁仏とは親族や縁者がいなくなった故人やお墓のことです。

お墓の管理者が居なくなった、無縁仏は年々増加しています。以下は日経新聞の記事です。

2018年度に全国20の政令指定都市が、身寄りがないなどの理由で受け入れた「無縁仏」の遺骨数が計8,287柱に上る

参照) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50124460U9A920C1CR0000/

無縁仏の数値の掲載がありました。遺族がいても、引き取りを拒否するケースもあり、無縁仏は年々増加しているようです。

正式に無縁墓と認定されたお墓の処分は管理者に一任され、暮石も全て撤去され、更地にされてお墓自体もなくなってしまいます。多くの自治体では、無縁仏の遺骨を骨つぼなどで一時保管し、一定期間に引き取り手が現れない場合は、納骨堂などに合葬となる流れとなります。

「お墓」には従来からある制度や習わしがありますが、私たちのライフスタイルや価値観は時代とともに変化しています。跡継ぎとなる子供がいても「子供にお墓を継がせたくない」という価値観の変化も見受けられます。故人を供養したいという気持ちはあるので、お墓を利用したいと思うけれども定期的に管理には行けないし、利用しづらい、そんな状況が生まれてきています。そんな中、従来のお墓とは違う新しいお墓の形が求められています。現代の価値観や需要に合わせて様々なお墓の形も増えてきています。そしてお墓の跡継ぎが居ない状況で、無縁仏、無縁墓になるのを避けたい場合、お墓を「墓じまい」して、遺骨を「永代供養」できるお墓や納骨堂への改葬等をすることが選ばれています。

永代供養とは

永代供養とは、遺族に代わり墓地・霊園の管理者が墓地・霊園が存続する限り供養するという制度です。永代供養の最大の長所は、跡継ぎの心配をしなくて大丈夫という点にあります。跡継ぎが居ない、子供が居ない、子供が居てもお墓を継ぐことを拒否しているなど、様々な理由や背景でお墓の管理者が居なくなってしまうことがあります。そんな場合にも跡継ぎがいなくても入れるので、永代供養は跡継ぎのいない方にもおすすめとなっています。永代供養の制度がある永代供養墓や納骨堂は、お墓の跡継ぎが居ない人や単身者、墓じまいをした人に人気となり選ばれています。

納骨堂は跡継ぎが居なくても大丈夫?

納骨堂は、骨壺に入った遺骨を安置するための建造物です。お墓のように屋外の墓石ではなく、建物の中で管理する場所で、従来のお墓のように遠方ではなく交通の便が良い場所にある場合も多く、雨風など天候を心配することなくお参りができるなどの理由から墓じまいの後、改葬先として人気となっています。納骨堂や永代供養墓は、墓石を建立する必要がない新しいスタイルです。

納骨堂と言っても色々な種類があり、永代供養が付いている納骨堂もありますし、永代供養が付いていない納骨堂もあります。跡継ぎが居ない場合は永代供養がついている納骨堂を選ぶのがおすすめです。墓石を建立するよりは費用が安価で済むなど、メリットも多いのが特徴です。ただ反面、納骨後のサービスなどは各運営者ごとに内容や考え方が異なる場合が多くなっています。永代にわたって墓地・霊園の管理者に遺骨を供養してもらうことに対する費用、永代供養料というような名目の費用を支払う場合があります。永代供養の費用は、納骨堂によって異なりますので、契約を検討する際にはしっかりと事前確認する事がおすすめです。跡継ぎが居なくても大丈夫なのか、自分たちが望む供養の在り方と、実際に提供されるサービスを比較して検討する必要があります。

納骨堂で永代供養を利用するなら

永代供養が出来る納骨堂を選ぶ際にも注意したい点があります。永代供養が出来る納骨堂ならこれで跡継ぎが居なくても大丈夫、と安心してしまいがちですが、気を付けたいのが安置期間です。永代供養ができるお墓には、多くの場合「個別安置の期間」が定められています。個別安置期間を理解する前に、合葬納骨と個別納骨の違いを理解しておく必要があります。

合葬納骨は、故人の遺骨を骨壷から出し、不特定多数の遺骨と一緒に納骨することを指し合祀とも言われます。個別納骨は、個別の骨箱に故人の遺骨を納めるので、不特定多数の遺骨と一緒になる合葬納骨とは大きく異なります。また、個別の区画がある納骨堂へ納骨する際にも、一定期間を過ぎると永代供養となり他の遺骨と一緒に合祀にて埋葬という納骨堂もあります。

個別納骨の期間はどのくらいなのか、個別で安置できる期間の確認をおすすめします。加えて個別安置と合葬納骨で料金の差はどのくらいなのか、また、個別納骨したいのか、合葬で問題ないのか、自身の希望も踏まえながら、納得いく納骨堂を選びたいですね。

北海道 札幌、恵庭で永代供養ができる納骨堂

納骨堂てらす看板イメージ

北海道 札幌、恵庭にある納骨堂てらすは屋内型の納骨堂で、お墓の約10分の1の費用で追加費用も掛からず、金銭的な負担は最小限で済む納骨堂になっています。永代供養を考えている人に大きなメリットとなるのが、年会費・管理費不要で永代供養が出来る点です。跡継ぎが居ない場合も安心してご利用いただける納骨堂です。

現代では日本人の約4割は「お墓がない」と言われています。昔は当たり前だった「先祖代々のお墓に入る」ということも、現代では贅沢な話になってしまっているのかも知れません。納骨堂てらすでは、費用面でも負担の少ない「新しい供養のカタチ」を実現しています。永代供養ができる納骨堂を北海道 札幌、恵庭で探している人におすすめできる納骨堂です。見学は9時から17時までであれば、いつでもお気軽にお越しいただけます。ご見学予約の上、ぜひお越しください。

資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。
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