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これからのお墓のあり方2022年

お墓というと、墓石が並んでいるお墓をイメージする人が多いのではないでしょうか。死後は墓石があるお墓に入る、そんな従来からの当たり前の価値観に変化が出てきています。これからのお墓はどうなっていくのでしょうか。これからのお墓のあり方についてまとめて掲載しています。

お墓に入る事が当然ではなくなってきている

お墓というとどんなイメージがあるでしょうか。沢山の墓石が立ち並ぶ風景、先祖代々のお墓、死後はお墓に入るのが当然、遠方まで年に1度お墓参りに行く、仕事が忙しくてなかなかお墓に足を運べない、お墓参りの度にお墓掃除が大変だ、お墓に対しては色々なイメージや価値観、考え方があるでしょう。

色々なイメージがあるお墓ですが、最近ではお墓に入る事が当然という価値観が変わってきています。お墓に入らない理由は様々です。「跡継ぎがいない」「お墓を守る人がいない」という物理的にお墓を継続することが不可能になったという理由から、「お墓を建てるための値段や維持するための料金が高い」という金銭的な問題もあります。また、「自分がお墓で大変な思いをしたので、子どもに面倒を掛けない形を選びたい」というお墓に関する不満や不安から、墓じまいを選択する人も居ます。

従来から比べると、今では家族の形に変化があり、生活に変化がありますが、お墓のしきたりは変わってきていません。そんな中で価値観は徐々に変わり、従来のお墓という形が必ずしも選ばれていないという変化がみられています。これからもどんどん変化するでしょう。当然のように、先祖代々のお墓を継ぎ、そのお墓に入るという以外の選択も取り易くなってきています。新しいお墓の形を知って自分に合う形を選ぶ時代への変化が見られます。

お墓をお引越し。墓じまいが増えている

古いお墓イメージ

「お墓を持つのが当然」そんな考え方に変化が出ている事を裏付ける数値が発表されています。厚生労働省が発表している衛生行政報告例の改葬件数の数値によると、平成11年度(1999年度) 67,270件、平成12年度(2000年度)66,643件だった改葬件数は、令和元年度(2019年度)には124,346件、令和2年度(2020年度)には117,772件となっています。令和元年から令和2年にかけては減少となったものの、依然10年前の数値に比べると倍程度の増加がみられています。

参照)衛生行政報告例 / 令和2年度衛生行政報告例 統計表

改葬とはお墓のお引越しのことです。お墓の管理は身体的負担が大きい、お墓参りに行くのが大変、将来的に子や孫に負担をかけたくないなど、改葬を選ぶ理由は様々ですが、何らかの理由で、従来のお墓から別の場所へお引越しが増えているのです。

墓じまいをした後は?新しいお墓のスタイル

従来のお墓が時代に合わなくなってきている中、新しいお墓の形が求められています。墓じまいをした後はどこに遺骨を移すのでしょうか。新しいお墓のスタイルには、どのような形があるのでしょうか。お墓以外にも、供養の形は色々あります。

樹木葬

樹木葬とは、墓石に代わりに樹木をシンボルにしたり、納骨場所の周りに草花を植えたりする自然志向のお墓です。自然葬という名の通り「自然に還る」という点、また、シンボルがあるので、拝むべき場所があるなどの理由で選ばれています。樹木葬には色々な種類があります。シンボルがあると聞いていたのに、草が生い茂り埋葬された遺骨がある場所を示す墓標が不明になり、個別のお墓参りが難しくなることもあるようです。樹木葬を選ぶ際には、どういう樹木葬なのか、事前の確認が安心です。

手元供養

手元供養とは、遺骨の全部または一部を自宅や身近なところ、つまり手元に置いておいて保管し供養する方法です。手元供養では、遺骨を入れておく小さな骨壺やアクセサリー等が利用されています。手元供養は、故人を身近に感じられる供養の方法として選ばれていますが、将来的に引っ越しなどで自宅に置いておくスペースがなくなるなどの問題も出てきます。

散骨

散骨とは、言葉の通り骨を粉末化した後、海や山などに撒く方法です。日本では、墓地や埋葬方法について定めた法律として「墓地、埋葬等に関する法律」がありますが、散骨について明確に禁止されている訳ではありません。

ですが、火葬した遺骨を、そのままの状態で散骨することは遺骨遺棄罪という法律違反になります。散骨については、グレーゾーンといわれる事もあり、国は、「墓地、埋葬等に関する法律においてこれを禁止する規定はない。この問題については、国民の意識、宗教的感情の動向等を注意深く見守っていく必要がある。」との見解を示しています。

参照)散骨に関する留意事項(東京都福祉保健局)

納骨堂

納骨堂とは、お骨を収蔵するスペースを設け、そこをお墓とします。納骨堂は一般的に屋内にあり、ロッカー式、棚式、仏壇式など様々な形式があり、永代供養が付いていることが多くあります。永代供養とは霊園や寺院などが永代に渡り遺骨を供養、管理してしてくれる制度で、跡継ぎが居ない、お墓の管理が大変だという人に選ばれています。

これからお墓の形は自分で選ぶ時代

自分のお墓を選ぶ際、これまでのように必ずしも先祖代々のお墓に入ることを選ぶ必要はありません。自分で眠る場所を選ぶことが出来るだけではなく、一緒に入る人も選べます。家族だけでなく、友達、ペットと一緒に眠ることもできます。誰とどこでどんな風に眠るのか、これからのお墓は自分で選ぶ時代です。

現代では家族や親族のあり方、それぞれのニーズも変化し、求められる供養のカタチも新たなものへと変化しています。新しい価値観、新しい生活様式、新しい社会。未来を見据えた視点に立ち、「新しい供養のカタチ」を自分で選ぶ時代となりました。自分が眠る場所は大切な場所です。従来の価値観にとらわれず、これからのお墓の形を知り、自分の理想に近い形や場所を選びたいものですね。

札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂

納骨堂てらす札幌-カフェ

納骨堂てらすは札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設となっています。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用となるところ、納骨堂てらすなら約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来る施設となっています。

「お墓がない」場合のデメリットは何でしょうか。親戚から軽視されたりする場合もあるかも知れませんが、一番のデメリットは「故人を偲ぶ場所が無くなる」ということだと私たちは考えました。そこで最新式のデジタル祭壇を用意していつでも故人様の思い出に浸れる場所をご用意しています。これからのお墓のスタイルを探している、そんな人におすすめしたい納骨堂です。納骨堂てらすは納骨堂を札幌、恵庭で探している人におすすめです。見学、資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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