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お墓はなんて意味はない?お墓の役割

「お墓は意味ない」と考える人がいます。お墓には全く意味がないのでしょうか。お墓の存在意義は何でしょうか。ここでは、お墓の意味や役割、お墓に意味を感じないのはなぜか、お墓がない場合の後悔などについてまとめて掲載しています。

お墓の意味・役割

お墓は、遺骨や遺体が埋められ納められている場所です。遺骨の収容場所という物理的な役割のほか、亡くなった方を弔う場所という精神的な役割を担います。故人の終の棲家という役割があるともいう事が出来ます。故人が眠る、故人のための場所となる他、残された遺族のための場所としての意味もあります。お墓は遺された家族が気持ちに整理をつけ、現実と向き合うための拠り所となります。残された遺族が悲しみを和らげる場所としての役割や、お参りに行くことで定期的に故人を思う事が出来るという役割もあります。お墓は単に遺骨を収容する場所という役割を超えて、遺族には精神的な支えとなる存在意義もあり、様々な意味や役割を持つものになっています。

お墓に意味を感じないのはなぜ?

お墓にはこのような役割や存在意義がありますが、お墓に意味を感じないと考える人も増えているようです。お墓に意味がないと考える人には価値観の変化がみられます。従来では、先祖代々のお墓があり、当然のようにお墓を継ぐものでしたが、そもそもお墓を継ぐ対象となる人が減り、お墓を継ぎたくないのに無理矢理継ぐことになったという人も出てきています。嫌々継いだのに遠方のお墓参りに行き、お墓の掃除をするとなると、お墓というものの意味や存在について疑問が生まれやすくなるのも仕方ないのかもしれません。また、お墓は安い買い物ではありません。若者の価値観は変化し、お金を使う先についての価値観も変化してきています。例えば、以前と比べて若者の車離れが加速しているといわれています。以前は車を買う人が多く高級車に乗ることがステータスのように扱われていた時期もありました。現代では、お金がかかるので車は欲しくない、要らないという人が増えてきているのです。お墓にも同様にお金をかけたくないという理由でお墓は要らないという価値観もみられます。

先祖との絆が薄れ意味を感じづらくなっているという点もあります。親戚づきあいが頻繁に合った以前と比べて、現代では核家族化が進んでいます。子供を持たないという人も多く居ます。実家と離れて暮らす人や実家と疎遠な人もおり、休暇に皆でお墓参りに行くという習慣も薄れてきています。意義を感じないお墓にはお金を払いたくないという価値観になるのは仕方ない面もあるのかもしれません。

そもそも、お墓を建てることや、お墓に遺骨を埋葬することは一般的ではありますが、あくまで長い年月で行われ、定着している習慣であって、法律で決められた義務ではありません。お墓に意味を感じないという価値観なのであれば、必ずお墓を持たなければならないという決まりはないのです。

お墓がない場合の後悔

お墓は意味がないと感じる、お墓は必要ないと考えている人が増えている事の裏付けのように墓じまいが増えてきています。墓じまいとは現在使用しているお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返還することで、改葬のことをいいます。

墓じまいの後でよく聞かれるのが「お参りに行く場所がない」という後悔の声です。お墓に意味がないと感じていてもいざ、お墓がなくなると、故人との絆がなくなり、故人を想う気持ちのよりどころとなる場所が無くなってしまうことに戸惑いを感じることもあります。故人の命日にお墓に話しかけたり、何かあった時に会いに行ったり、お墓に手を合わせたりすることは、一見意味がないと感じるかもしれませんが「故人に会いに行ける場所」があるという安心感は、想像以上に心の拠り所となっている場合があるのです。墓じまいをすることで、お墓がなくなったという以上に、亡くなった人への追悼、敬意、弔いができる場所がなくなったという後悔が生まれやすくなります。

新しいお墓のスタイル

お墓が意味ないと感じる人が増えている背景には、従来のお墓が時代に合わなくなってきているという事が言えます。墓石があるお墓だけが「お墓」ではなく、必ずしも従来の形のお墓を持つ必要はないのかもしれません。価値観の多様化が進む中、新しいお墓の形が求められているのです。新しいお墓のスタイルはどのようなものが選ばれるでしょうか。

必ずしも先祖代々のお墓に入る必要が無く、好きな人や友達、ペットと一緒に入ることが出来る場所。お墓参りは大変な事ではなく気軽にお参りして故人に会うことが出来る場所。生まれ育った地域でなくても、自分で選べる自分の好きな場所。各々お墓にどのような事を求めるかで理想の場所は変わってきそうです。お墓は自分が眠る場所です。自分が好きな場所で、好きな人と眠るという選択も自由に出来る事が新しいお墓に求められることになりそうです。

新しいお墓の形「納骨堂」

お参りする場所は欲しいけど墓石を建てるほどではない、お金をかけたくないという人には新しいお墓の形「納骨堂」がおすすめです。

納骨堂とは、骨壺に入った遺骨を安置するための建造物のことです。個人または夫婦などで個別に遺骨を安置する、室内のお墓のような場所になっています。従来のお墓のように必ずしも血縁関係は必要ありません。1人で眠ることもできますし、血縁関係にないカップルも利用可能ですし、ペットと一緒に眠ることもできます。

遺骨を納骨するというと「お墓」というのが従来の形でしたが、現代の日本では、宗教観・死生観も様々に変化し、お葬式・供養を始め、人の死に関する儀式や儀礼の形式にも変化がみられます。お墓の形も変化してきており、納骨堂は近年、従来からある先祖代々の墓に眠るという価値観にとらわれることなく、自分に合ったお墓の形を選ぶ人の間で人気となっている場所です。お墓に意味を感じない、お墓は意味ないと思う人にもおすすめの場所になっています。

札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂

納骨堂てらすは屋内型の納骨堂です。お墓のように悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下で屋外にお参りに行く必要はなく、快適にお参りできる施設です。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかることになりますが、納骨堂てらすなら約10分の1の費用で追加費用も掛からないと金銭面でも納得しやすい価格です。年会費・管理費不要で永代供養をすることが出来ます。祭壇に付属したリーダーに会員カードをかざすと、事前に登録した故人様の写真が映し出されるというデジタル祭壇を完備した礼拝堂があります。

北海道 札幌、恵庭にある納骨堂てらすは屋内型の納骨堂で、年会費・管理費不要で永代供養が出来ます。現代では家族や親族のあり方、それぞれのニーズも変化し、求められる供養のカタチも新たなものへと変化しています。お墓は意味がないと感じている人の中にも、お参りに行く場所が欲しい、自分がゆっくり眠ることができる場所が欲しいという人が居るかもしれません。その場合には、納骨堂の検討をおすすめします。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案させていただきます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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