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お墓がめんどくさい!面倒だと思うからこそ知っておきたい事

お墓まいり柄杓

「お墓はめんどくさい」という声を耳にすることがあります。お墓がめんどうくさい!と感じるのはなぜでしょうか。お墓が面倒だといわれる理由や時代背景、そして、お墓が面倒だと思うからこそ、知っておきたいお墓の事についてまとめて掲載しています。

お墓はめんどくさい?

お墓がめんどうくさい!と思う理由は、お墓が人間が面倒だと感じる要件を満たしているからです。人間は「しなくてはならない」という義務感で強制的に何かをやらなければならない時、嫌なものを避ける時、時間が長くかかることをする時、苦手なものをやる時、心理的なハードルが高い事をする時などに面倒だと感じると言われています。

お墓を面倒と感じる人が多いのはなぜ

お墓には色々なしきたりや決まりがあります。また、義務的・強制的にやらなければならない事があったり、移動などに長い時間がかかる場合もあります。お墓には、心理的なハードルが高く、人間が「面倒」だと感じてしまういくつかの側面があります。

お墓の管理が大変

まず、お墓の管理作業が大変だからお墓が面倒だという側面です。お墓は、名義人の亡き後、お墓を継ぐ者が管理することになります。本人が希望してお墓を継ぎ管理者となる人もいるでしょうが、本人が意図していなくても「長男だから」とお墓を継ぎ、お墓の管理者となる人もいます。本人が希望していなくてもお墓の管理をしなければならなくなる、となれば強制的、義務的に「やらなければならない」事だと思い面倒だと感じてしまいます。

お墓の管理者は、綺麗に保つために定期的にお墓へ通う必要がでてきます。お墓が遠方にあって、足を運ぶことが困難な場所にあると心理的ハードルが上がり面倒だと感じやすくなります。以前のように、お墓が実家近くにあり、子供がお墓の近くで暮らしていて、お墓に通いやすければお墓を面倒だと感じる人は少ないかもしれません。ですが、現代では子供が家を出て都会で仕事をしている場合も増えています。お墓の近くで暮らしていない、お墓に行きたくてもお墓に行く時間が作れない、仕事が忙しいなどの中で、お墓まで足を運ぶのはなかなか困難です。時間が取れず頻繁に足を運ぶことが難しい状況ではお墓が面倒だと感じやすくなるでしょう。

また、お墓の管理者は管理費の支払いもしなければなりません。管理費の金額は年間5,000〜1万円程度の負担が相場のようですが、生涯にわたり「払い続けなければならない」と考えると負担額もばかにならない金額ですし、面倒だと感じてしまいそうです。

価値観の変化

実際に管理が大変だという側面だけでなく、近年では、お墓に対する意識が近年大きく変化があり面倒だと感じる人も増えきているように見受けられます。家族の仲が悪い場合や、疎遠な場合に「お墓」や「お墓参り」を重要なものだと思わない人も増えています。お墓への敬いの気持ちがあれば大変でも面倒だと感じるハードルは下がります。ですが、お墓の意味や重要さが理解できない中では、強制的に「やらされている」という気持ちが強くなり、お墓が面倒という考えに繋がりやすくなります。

従来からの家族の形が変化し、生活が変化し、そしてお墓やお墓参りに対する価値観も変化してきていますが、お墓の制度やしきたりは変化していません。疎遠な家族のお墓の管理を突然しなくてはならない立場になったとしたら、「お墓が大変、負担、面倒」だと感じるのも無理がない話なのかもしれません。

お墓が面倒で放置するとどうなる?

上記のような理由や背景からお墓は「面倒」などと言われますが、「お墓がめんどくさい!」と言って、そのまま何もせず放置した場合にお墓はどうなるのでしょうか。

お墓が荒れる

お墓雑草

お墓の管理が面倒だと管理を放置したとき、目に見えて「管理されていない」とわかる特徴はお墓が雑草だらけになってしまうことです。毎年、夏になると草の成長が早く、雑草だらけになってしまうお墓があります。雑草はみるみる成長し、背の高い雑草に囲まれて墓石が見えないという事にもなりかねません。もちろん、夏の暑い中、草むしりが大変なのは言うまでもありません。

また、墓石にも管理やメンテナンスが必要です。墓石の汚れを水拭きをするという定期的なメンテナンスの他、目地切れ、金具が割れる、外柵がズレる、変色・破損するという費用がかかるメンテナンス作業が必要な場合があるかもしれません。メンテナンスをせず放置することで、時には墓石が倒壊するなど、周囲のお墓の迷惑となることも考えられます。

無縁仏のお墓になる

管理費を払うのは「管理者」の役目です。管理費を払わず、滞納を続けてしまうと、最終的に無縁仏扱いとなってしまいます。無縁仏とは、親族や縁者がいなくなった故人やお墓のことです。正式に無縁墓と認定されたお墓の処分は墓地管理者に一任され、暮石が全て撤去され、更地にされてお墓自体もなくなってしまいます。

無縁仏にするつもりではなかった、故人の供養は必要だと思っていた、そんな場合もあるかもしれません。実は「お墓がめんどくさい」と考えるのであればこそ、遺骨をどうするかを決めておきたい所なのです。

お墓がめんどうと感じる人にも選ばれている納骨堂

お墓が面倒と感じる大きな背景には、従来のお墓が時代に合わなくなってきているという時代背景があります。ですが、お墓が面倒なだけで、故人を供養できる場所は必要という考えも根強くあります。そんな背景から、面倒だと感じづらい新しいお墓の形が求められています。

現代の価値観と合う、新しいお墓の形のひとつが「納骨堂」です。納骨堂には、従来のお墓のように先祖代々長男が継ぐという制度はありません。納骨堂は、個人、夫婦といったさまざまな単位で遺骨を収蔵することができる場所です。また、ペットと一緒に入りたいという希望も叶えやすい場所です。強制的に入らなければならない訳ではなく、自分で選んで入る場所となっています。遺骨の管理を任せる事ができる永代供養がある納骨堂も多く、「お墓の管理が面倒」だという人にとって、管理の負担を軽減できる点も人気となっています。

自分達にとってお墓の管理が面倒で負担だったからと、跡継ぎはいても子供に大変な思いをさせたくないという理由で積極的に従来のお墓から納骨堂など新しいお墓へ改葬する「墓じまい」を選択する人も増えています。厚生労働省が発表している衛生行政報告例によりますと、改葬件数は、2000年には66,643件でしたが、2009年は72,050件となり、2019年には124,346件と10年間で約1.7倍も増えていることとなります。改葬先が全て納骨堂という訳ではありませんが、お墓という形から違う形を選ぶ人が増えていることを裏付ける数値となっています。

参照)厚生労働省 令和元年度衛生行政報告例 改葬件数

札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂

納骨堂てらす礼拝堂の窓

納骨堂てらすは北海道札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設です。納骨堂てらすでは、年会費・管理費不要で永代供養が可能です。現代では家族や親族のあり方、それぞれのニーズも変化し、求められる供養のカタチも新たなものへと変化しています。

「お墓が面倒」「お墓は要らない」「墓じまいをしたい」そんなお話をよく聞くようになりました。薄れていく宗教とのつながり、現代での親戚付き合い、子どもたちに負担を掛けたくないという思いなどがそういった想いを生むのかも知れません。

納骨堂てらすではご自身にも負担が少なく、お子様にご負担を掛けない供養のカタチをご提案します。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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