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お墓、納骨堂のデジタル化・IT化

お墓や納骨堂のデジタル化・IT化が進んでいます。デジタル化が進む中でお墓はどのように変わってきているのでしょうか。近年増えてきているお墓や納骨堂のデジタル化・IT化について、どのような種類があるのか、デジタル化・IT化が進む背景などについてまとめて掲載しています。

進む、お墓や納骨堂のデジタル化

お墓というと墓石が並ぶ場所というイメージを描く人がほとんどではないでしょうか。霊園とは広い敷地内に、沢山のお墓があり周りは自然に囲まれている場所、「〇〇家之墓」と墓石に刻まれているように、先祖代々、家族のためのお墓というイメージが強くあります。お墓参りをするためには遠方まで足を運ぶ必要があり1日がかりとなることも珍しくありません。お墓といえば、お墓掃除が大変、草むしりが大変などお墓の負担をイメージする場合もあるかもしれません。そんな多くの人が思い描く、従来からある「お墓」のイメージが変わってきています。お墓の変化には、お墓に関しての価値観の変化、人々の生活スタイルや暮らし変化、新型コロナウィルスの流行、家族の繋がりや形の変化など様々な変化があります。このような変化はお墓、納骨堂のデジタル化が進む背景になっています。

お墓に関する悩みはたくさん!

また、お墓に関する悩みには、管理が大変、掃除が大変、お墓参りに行けないのでお墓の荒れ具合が気がかり、跡継ぎが居ないのでお墓の今後をどうするのか心配、など色々な悩みがあります。人によって悩みの内容は様々ですが、お墓に関する悩みが尽きない点は同様です。その様な背景を受け、墓じまいも増えています。墓じまいとは、現在使用しているお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返還する改装のことです。墓じまいをして、お墓以外の供養先を選ぶという考え方も増えてきました。現代では生活スタイルは様々となり、お墓に対する価値観や生活の価値観も多様化してきています。それに対して、お墓では従来のままの家族の形が求められ、習慣が求められています。お墓の形や価値観が時代に合わなくなってきている面があるのかもしれません。そんな中進んでいるのがお墓のデジタル化、IT化です。

お墓や納骨堂のデジタル化

デジタル化、IT化といっても様々ありますが、お墓や納骨堂のデジタル化には大きく分けて3種類の特徴が見られます。

  1. お墓や納骨堂の実体がないデジタル化

    ウェブ上にお墓や情報を掲載し、ウェブ上にしか情報がないという形で、実際にはお墓がないというデジタル化です。実体がないので、従来に比べて費用は安くなりますし、お墓に足を運ぶ場所もありません。パソコンの前などでお墓参りを行うなど、デジタル化の中では一番、従来のお墓の形と離れたものになっています。

  2. お墓は納骨堂の実体がある上で、デジタル化

    実体がある上でIT化、デジタル化されている形です。実際にはお墓や納骨堂がありますので、足を運びお参りする事も可能です。その上で、デジタル化されているので、お参りまで直接行かなくてもデジタルお墓参りという疑似お墓参りができ、情報の閲覧がウェブ上でできるという形式です。

  3. お墓は納骨堂の実体があり、納骨先でデジタル化

    お墓や納骨堂の実態があり、その上でICカードがあり行った先でデジタル情報の閲覧が出来るという形式です。実際に足を運んだ先でのデジタル化なので、自宅からウェブ上で情報を閲覧できるわけでは無い場合も多くあります。従来のお墓や納骨堂の形とデジタルが融合したような形になっています。

このようにお墓や納骨堂のデジタル化、IT化といっても様々な種類がありますが、どれが良いか、デジタル化の方法に優劣があるわけではありません。例えばお墓も何もいらないけど、自宅からでもお参りする場所は残しておきたいという場合には(1)のお墓や納骨堂の実体がないデジタル化が適しているでしょう。お墓や納骨堂は必要だと考えるものの、なかなかお参りに行けないので自宅からお参り出来るようにしたいという場合は(2)が良さそうです。自宅からのお参りではなく、お参りに行く際に故人との思い出に触れられるようにしたい場合は(3)がおすすめになります。

その人次第になりますので、デジタル化に何を求めているのか、自分の好みの形を選び、利用するのがおすすめです。

デジタル化?理想の供養の形

お墓や納骨堂のデジタル化が進む中で、考えたいのが理想の供養の形になります。供養の形は多様化してきており、先祖代々のお墓に入ることだけが選ばれる供養の形ではなくなってきています。実際にお墓に足を運びお墓参りをしなくてもウェブ上で済ませればよいと考えるのか、実際にお参りに足を運ぶ場所が欲しいのか、従来からあるお墓の形を選ぶのか、様々な選択肢があります。

もちろん、法律に反する形での供養は行えません。お墓や納骨に関する法律、墓地埋葬法の第2章第4条に「埋葬又は焼骨の収蔵は、墓地以外の区域にこれを行なってはならない」と定められています。自宅の庭や私有地にお墓は建てられない、自宅の庭や私有地の土中に遺骨を埋葬できないなどの決まりはありますが、法律を守る範囲であれば、自由な形を選べます。

お墓はいつか自分が眠る場所です。供養の方法はそれぞれになるので、どんな風に供養したいか供養されたいのか、自身の理想や希望と向き合い検討したい内容です。これまでの当たり前といわれる供養の形にとらわれるのではなく、自分の理想の形、希望の形をよく考える良い機会です。1年に何度かお参りに行きたいと理想では思っていても、現実ではなかなか難しいことも少なくありません。お参りに行くのは、自分ではなく遺族ですので、残される遺族と一緒に話し合い、理想の供養の形「現代のお墓参り」を考えるのも、また良い機会となるでしょう。

納骨堂てらすは北海道 札幌、恵庭にある納骨堂

納骨堂てらすは屋内型の納骨堂です。年会費・管理費不要で永代供養が出来ます。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。祭壇に付属したリーダーに会員カードをかざすと、事前に登録した故人様の写真が映し出されるというデジタル祭壇を完備した礼拝堂があります。また、空調の効いた室内、お参り時の待ち時間などにお使い頂けるくつろぎのカフェスペースなどもあり、霊園や納骨堂特有の暗い雰囲気を極力排除した、明るい雰囲気の作りとなっています。

「納骨堂 てらす 札幌」は札幌駅から車で20分の場所というアクセスが良い場所にあり、「納骨堂 てらす(恵庭)」は札幌市内の中心部から車で約45分、道央自動車道恵庭ICのそばにあります。

デジタル祭壇を完備した納骨堂を札幌、恵庭で探している人におすすめの場所になっています。現代では家族や親族のあり方、それぞれのニーズも変化し、求められる供養のカタチも新たなものへと変化しています。お別れの形、供養の形は大きく変化してきました。新しい価値観、新しい生活様式、新しい社会、未来を見据えた視点に立ち、「新しい供養のカタチ」として納骨堂てらすは存在しています。見学、資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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