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少子化高齢化でお墓も変化

少子化、高齢化が進む中、社会では様々な変化が見られお墓も変化してきています。少子高齢化が進む中、お墓はどうなっていくのでしょう。少子高齢化の社会でお墓はどうなっていくのか、お墓の需要にはどのような変化があるのか、どんなお墓が選ばれているのかまとめて掲載しています。

進む少子化、高齢化

日本では年々、少子高齢化が進んでいます。少子化対策が取られているものの少子化は止まりません。厚生労働省が出生数、合計特殊出生率の推移を発表していますが、年々「過去最少」を更新しているような状況となっています。2022年(令和4年)に発表された2021年(令和3年)の出生数は 811,622 人となり、令和2年の出生数である840,835 人から 29,213 人減少し過去最少となっています。合計特殊出生率も低下し1.30となりました。

2019年に出生数が90万人を割り込み86万6,234人となり「86万ショック」と呼ばれる深刻な状況だと言われたのが懐かしいほどの数値となってきており、このままでは80万人を下回る日も遠くないでしょう。少子化には様々な背景がみられますが、生涯非婚率も増加する中、少子化や高齢化は今後も進む傾向にあるとみられています。

参照)
令和元年度少子化の状況及び少子化への対処施策の概況(令和2年版少子化社会対策白書)

令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況

少子高齢化時代のお墓

少子化、高齢化が進む中では、様々な社会問題が取り沙汰されていますのでニュースなどで目にしたことがある人も多いでしょう。現役世代が減少し、高齢者を少ない人数で支える必要が生まれるという構図となり、少子化、高齢化が進む社会では年金や健康保険の問題が上がることがあります。またこのような社会問題の他に、お墓も深刻な問題を抱えています。少子高齢化が進む中、お墓はどうなっていくのでしょうか。

お墓は先祖代々親族により受け継がれ、お墓は所有者が管理を負担するのが当たり前でした。お墓や墓地は祭祀財産とされ、祭祀財産は相続とは別に承継者を決めることになりますので、当たり前のように子供に継承させるというシステムではありません。ただ、子供にお墓を継がせたいという希望は多くあり、実際に子供がお墓を継ぐことも多くあります。祭祀財産は複数の相続人で分割することができないのでお墓の名義は、一人の方が所有することになる事が一般的ではありますが、所有はしていなくとも、兄弟間で代わる代わりにお墓参りに行って掃除するなど、協力してお墓を管理できる体制がありました。ただ、少子化が進み、例えば子供が1人しかいない場合には、その子供が1人でお墓を管理を負担することになってしまいます。また生涯を独身で過ごす人、子供を持たないという選択をする夫婦も増えている中、お墓を継ぐ子供が居ないという場合も出てきています。これまでのように、当たり前に自分の子供がお墓を継ぐ時代ではなくなり、誰がお墓を守るのかという問題が出てきやすくなります。端的に言えば、従来のお墓の形やシステムが現在のスタイルにあわず崩壊し始めているとも言えます。

お墓を継ぐ者に関しての問題は、少子化が背景にあるだけではありません。従来から生活スタイルは大きく変化し、都会に住む人が増加したり、海外に移住する人も出てきています。少子化が進み、これまでの当たり前が当たり前ではなくなる時代の中で、お墓も変化を求められる時代となっているのです。

少子高齢化で需要が高まる永代供養墓

このような背景の中選ばれているのが永代供養墓です。永代供養墓とはお寺などの墓地の管理者が、遺骨の供養を続けてくれるお墓です。霊園や寺院がご遺骨を管理・供養してくれるお墓です。従来のお墓と異なり、お墓の管理を依頼できる点が大きく異なります。家族がいなくてもお墓を管理してくれる人が居るので、子供が居ない場合、独身の場合など色々な場合に安心して利用することが出来ます。

従来のお墓では子供にお墓の管理の負担を押し付けることになるような現状になってしまいます。子供がいても子供に負担をかけたくないなど様々な場面で永代供養墓の需要増が見込まれます。また、子供が居ないという場合だけではなく、高齢化によりお墓参りも大変となります。お墓参りに行ってもお墓の掃除が負担となる場合にも永代供養墓はメリットを感じるでしょう。

永代供養墓の需要増は遠い未来の話ではありません。既に、お墓をたたむ、墓じまいを選択する人も増えてきました。墓じまいとは、現在使用しているお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返還する改葬のことをいいます。厚生労働省から発表されている改葬の件数は2020年に117,772件となりました。近年では毎年10万件を超える数値が続いており、既に改葬の件数がかなりの数あることを示しています。

参照)令和2年度(2022年度)衛生行政報告例

永代供養のある納骨堂

子供が居ない、お墓を継ぐ人が居ない、お墓に行くのが大変になった、お墓を継ぐ子供に負担を残したくない、子供に迷惑をかけたくないなど、墓じまいをする背景には人により様々な理由があります。墓じまいが進む中で、墓じまいをしても従来のお墓のようにお参りするという形は残したいという気持ちがある人も多く居ます。
お参りする場所は、そこに行くことで故人を思い出し、故人とのつながりを大切に出来る場所です。手を合わせる時間を取ることで供養にも繋がるでしょう。故人に会いに行ける場所、先祖代々に感謝の気持ちを伝えられる場所の存在は、とても大切な場所だと感じる人も多くいるでしょう。

管理は面倒だけど、供養する場所が欲しい、そう考えている人におすすめなのが新しいお墓の形「納骨堂」です。納骨堂とは遺骨を納骨するスペースや施設のことです。納骨堂といっても、色々な形式や種類がありますが、一般的に納骨堂はお墓よりアクセスの良い場所にあります。屋内にあり、永代供養がある納骨堂も多くなります。価格もお墓より安価な事が一般的です。お墓以外の選択肢も知っておくことで、少子化が進む中でもより自分に適した選択を出来ることとなります。

北海道 札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂

てらすの祭壇イメージ

納骨堂てらすでは、年会費・管理費不要で永代供養が出来ます。屋内型の納骨堂ですので、悪天候、猛暑、極寒様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっており、お墓参りの大変さに悩まれている人には大きなメリットを感じて頂けるかと思います。

少子化、高齢化が進む中、従来のお墓の形では負担も増える可能性があります。現代の日本では、宗教観・死生観も様々に変化し、お葬式・供養を始め人の死に関する儀式や儀礼の形式も変わってきています。新しい価値観やお参りの形にも目を向ける時が来ているとも言えます。納骨堂は子供が居なくお墓について悩んでいる、高齢となりお墓参りが大変、子供に負担をかけたくないという人など、様々な人にお勧めできます。新しい価値観、新しい生活様式、新しい社会、未来を見据えた視点に立ち、「新しい供養のカタチ」として納骨堂てらすは存在しています。納骨堂てらすは納骨堂を札幌、恵庭で探している人におすすめです。「どんな納骨堂なんだろう」「実際に見てみたい」という人は是非ご連絡下さい。見学は9時から17時までであれば、いつでもお気軽にお越しいただけます。ぜひお越しください

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