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ペットがいる場合の終活

近年「終活」という言葉が流行しています。終活とは、人生の最期、終わりを迎えるにあたって事前に準備をする活動のことをいいます。終活という言葉を知っていても、具体的にどんな活動をしているのかを知っている人は少ないかもしれません。終活では何を準備するのでしょうか。ペットがいる際の終活はどのようになるでしょうか。まとめて掲載しています。

終活で何をする?準備すること

終活(しゅうかつ)という言葉は、2012年のユーキャン新語・流行語大賞でトップ10入りをしました。2012年の年間大賞は「ワイルドだろぉ」でした。他にも、「iPS細胞」「東京ソラマチ」などがトップ10入りしたというと時代背景が思い出されますね。その後、メディアなどでも終活についての特集などが増え、終活ブームが起き、認知度が高くなっています。

参照)「現代用語の基礎知識」選 2012ユーキャン新語・流行語大賞

終活では自分の最期に向けて色々な準備をしていきます。自分の亡き後家族に迷惑をかけないように、また自分がより充実した生き方をできるように準備をしていきます。具体的には、終活として以下のような準備を進められています。

物の整理

終活では、予め自分で持ち物の整理がされています。自分の身の回りの物を整理して、不用品を予め捨てる、物の寄付先を決める、売却先を決めるなど物と向き合う時間を作り、物の整理を進めます。「遺品整理」をする際には残された遺族が大変な思いをすることになる場合が多くあります。整理しなければならない物の量が多く、また故人がどの位大切にしていた物なのか、思い入れがある物か判断が難しい中で、物を捨てなければならなくなる事も多くあります。 遺品に故人の思い出が詰まっていることから、手が止まり作業が精神的に大変だという事もあるでしょう。故人の物を整理するというのは、想像以上に大変な作業ですので、終活として事前に物の整理が進められています。

  • 財産の整理、お金まわりの整理

    財産の整理を進める人も多く居ます。財産に関しての終活を進める中では、相続の準備をし、後にトラブルが起きないよう遺言を作成したり、家族と事前の話し合いの時間を持ったりする事も大切です。遺産問題で家族や兄弟の仲が悪くなるという事は少なくありません。自分の残した遺産で、家族や兄弟の仲が悪くなっては悲しい事です。お金の問題は、いくら準備しても問題が起きやすいので、特に念入りに準備をしておきたいところです。また、お金周りでは遺産のことだけでなく、印鑑や通帳、入っている保険、契約している電気水道といった公共料金についてなど、細かい事を記録しておく人も居ます。

  • 葬儀とお墓の準備

    そして、葬儀やお墓などの準備です。お墓の準備とはお墓に入るための準備だけではありません。お墓を継ぐ人が居ない場合は、墓じまいを進める場合もあります。従来は先祖代々のお墓を継ぎ、家族とお墓に入ることが当たり前のような習慣でしたが、今日では、先祖代々のお墓を継がない、または継ぐお墓がないという人も増えてきています。友人やパートナーと同じ場所で眠ったり、ペットと一緒に眠る場所を探す人も居ます。葬儀も色々なスタイルが選ばれるようになってきました。どんな風な葬儀をしてもらいたい、どこで眠りたい、具体的に家族に希望を生前に伝えておく人も増えているのです。

飼い主として、ペットの事を考える終活

身の回りの整理、財産の相続、お墓の事など終活で準備することは様々ありますが、ペットが居る場合には、終活でペットの事を考える時間はとても大切です。ペットは家族の一員です。ペットより自分が先に亡くなるのか、後に亡くなるのか、もちろん予想は不可能ですので、両方の場合を想定して考えておく事が安心です。

ペットが先に亡くなってしまう場合、その場合はペットの遺骨をどうするか考えます。自宅にペット遺骨を置いておくか、納骨堂などに遺骨を置いておくのかなどを考えます。自宅に遺骨を置いておく手元供養を選ぶ人も居ますが、その際には、自分の亡き後はどうするのか、どうなるのかを併せて考えておくと良いでしょう。物の整理について先に書きましたが、自宅にペットの遺骨を置いたままの場合、遺骨が処分されてしまう場合もあるのです。終活で考える場合には、最終的にはどこに置くことが安心なのかを考えたい所です。

ペットの面倒を誰が見るのか

飼い主が突然のケガや病気をする、施設へ入居する、ペットの世話ができなくなる理由や可能性は色々あります。その時ペットはどうなるのでしょうか。自分の方が先に亡くなる場合にも、ペットは残されることになります。その場合は、ペットの面倒を誰がみるのか考えることは、飼い主として必ずしなければならない大切な終活です。

終活ではエンディングノートの作成をする事がありますが、ペットがいる場合はペットについても残しておくようにしたいですね。ペットに関する情報を整理してまとめておきましょう。記載しておく項目は様々ですが例えば以下のような内容です。

  • 名前やニックネーム
  • 生年月日
  • お気に入りの食べ物やペットフード
  • 苦手な食べ物
  • 好きな遊び
  • お散歩コース
  • かかりつけの病院
  • 避妊去勢手術
  • 予防接種

お世話する人が困らないよう、名前の呼び方やお気に入りの食べ物や苦手な食べ物、お散歩コースなど日常について記載します。細かければ細かいほど、新しい飼い主に分かりやすいでしょう。自分にもしものことがあった時、その時、誰がペットの面倒をみるのかという事を考え書き残す事は、飼い主として必ず行いたい終活です。

死後はペットと一緒に眠りたい

ペットと一緒にお墓に入れる?

ペットと自分、どちらが先に無くなろうとも、ペットと一緒に眠りたいという希望がある人は多いのではないでしょうか。先祖代々のお墓など、自分が入る予定のお墓がある場合、一緒にお墓に入りたいと考えます。ですが、人間のお墓には、当たり前にペットが一緒に入れるわけではない事はあまり知られていないかもしれません。動物は当然のように人間と一緒のお墓に入れるわけではなく、霊園の規約により入れる霊園と入れない霊園があります。自分が入る予定のお墓ではペットと一緒に入れるかどうか、終活の際に確認をおすすめします。一緒のお墓に入れる場合は、その旨、希望しておくとよいでしょう。

自分のお墓には一緒に入れない場合は、ペットのみでどこか眠る場所を探したり、お墓以外に一緒に眠れる場所を探す事になります。例えば、人間とペットが一緒に眠りやすい場所に納骨堂があります。全ての納骨堂へ一緒に入れるわけではありませんが、人間だけでなくペットと一緒に眠ることができる納骨堂は多くあります。納骨堂とは骨壺に入った遺骨を安置するための場所です。納骨堂は、個人または夫婦などで個別に遺骨を安置する、室内のお墓のような場所になっています。ペットがいる場合にお墓についての終活を進める際には、自分が眠る場所だけでなく、ペットが眠る場所についても考えておきたいところです。

札幌市でペットと一緒に眠る納骨堂

納骨堂てらすは北海道札幌市と恵庭市にあり、ペットと眠れる納骨堂です。ご家族の一員であるどうぶつたちも一緒にご納骨いただける施設で、愛しい小さな家族たちと眠る場所になっています。デジタル祭壇には、はつらつと可愛らしいどうぶつたちが映し出されます。やさしい声やあたたかな想いを届けていただくことができ、かけがえのない再会の時間を持つことができます。

ペットと一緒に入れる納骨堂を札幌・恵庭で探している方、ペットの飼い主として終活を考えている方におすすめです。ご見学ももちろん可能です。ペットの飼い主として終活を考えている際には、ペットと一緒に眠る納骨堂も是非ご検討ください。

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