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老犬の最期を看取るための心構え

愛犬の最期、考えたくないものですがいずれその時はやってきてしまいます。老犬を看取るための心構え、老犬の最期にしてあげられることは何があるでしょうか。老犬の最期についてまとめて掲載しています。

老犬 最期の予兆

小さくて可愛らしかった愛犬も、年を重ねると老犬と呼ばれる年齢になっていきます。何歳から老犬、シニア犬と呼ばれるか明確な年齢の定義はありませんが、犬の平均寿命が14.62歳だということ踏まえると、10歳以上は間違いなく老犬ということができるでしょう。

一般社団法人ペットフード協会による全国犬猫飼育実態調査では、犬の平均寿命は14.62歳と発表がありました。2010年比+0.75歳という調査結果がでており、犬の平均寿命は年々延びているようです。

全体 超小型 小型 中・大型
2020年 14.48 15.19 13.97 13.60
2021年 14.65 15.30 14.05 13.52
2022年 14.76 15.31 14.28 13.81
2023年 14.62 15.07 14.29 13.86

令和5年 全国犬猫飼育実態調査

調査手法 インターネット調査
調査地域 全国
対象者条件 20~79歳の男女個人

延びてきているとはいえ、人間に比べると寿命が短いことは間違いありません。人間も年を重ねると病気に苦しむことが多くなってきますが、犬も心臓病、腎不全などの病気になることがあります。

・心臓病

ステージ別に症状が異なり、初期症状は口臭や元気がない様子と言ったような症状です。ステージが進むと、呼吸が早いなどの症状となり、末期症状には呼吸異常となりあまり動かなくなっていきます。心臓病の末期はとても苦しく見え、飼い主としては見ているだけで辛く感じてしまうような症状もみられます。

・腎不全

腎不全では腎臓が十分に機能しなくなり、食欲不振、嘔吐などさまざまな症状があらわれます。重症になると、痙攣や体温低下がみられ

※心臓病、腎不全など、病院で病名を告げられている場合には、最期の症状については病院で医師へ確認した方が正確になります。

病気を伴う愛犬の最期の予兆は病気により異なりますが、

  • 食欲がなくなりご飯を食べない
  • 睡眠時間長くなり動かない
  • 嘔吐する
  • 痙攣する
  • 体温が低くなる

といった症状がみられます。病気になると、病院で今どのステージなのか、最期の時までの時間をつげられることがあり、嫌でも最期の時が近いことを感じてしまいます。病院に行くたびに、点滴を受けるたびに最期を覚悟せざるを得なくなります。

老犬の 最期にしてあげられること

ペットが高齢になっていくと、病気をせず健康に過ごしてきても老衰により迎える死もあります。犬の平均寿命は14.62歳という発表はありますが、寿命の年齢はあくまで平均で、それより短い場合も長い場合もあります。老衰してきたな、と感じる事もあり最期のことをふと考えてしまうことがあるでしょう。最期の準備として愛犬にしてあげられることは何があるのでしょうか。

看取るまでの準備

看取るまでに環境を整えてあげることができます。苦しむ姿を見るのは辛いですが、最期の時を迎えるまで穏やかにすごせるよう撫でてあげスキンシップをすることができます。これまで過ごしてきた時間はとても大切な時間でした。小さい頃の写真、映像を見て思い出し一緒に過ごした時間に想いを馳せ覚悟を持つことも準備のひとつです。ペットの安楽死は禁止されていません。あまりに苦しむ姿をみて、延命治療は施さない、安楽死を選択する飼い主も居ます。

亡くなった後の準備

最期の覚悟をするとはいえ亡くなったあとのことは考えたくないのは、当然です。ただ、亡くなった後はその先の事はなかなか考える気力がなくなってしまう方が多くいます。あわてず後悔のないお見送りができるよう、まだ生きているうちに亡くなった後のことも考えておいた方が、後悔が無くスムーズなお見送りができます。亡くなった後の準備をする事は、飼い主としてペットのためにできる最後の仕事です。

最近はペットの葬儀を行う人も増えています。ペットは家族ですので、家族の葬儀を行いたいと考えるのは当然のことかと思います。どんな葬儀にするかプランを予め見ておくだけでも、大分違うでしょう。葬儀を行うことで気持ちの整理をつけることができます。人間と同じように葬儀を行い、お墓などでゆっくりと眠れるよう整えてあげることはペットのためはもちろん、自分のためでもあるのです。

ペットが眠る場所の準備

そして、忘れてはならならないのが眠る場所の準備です。老犬ためにできる最期の準備として欠かせません。ペット専用のお墓がありますので近くにあるお墓に埋葬する人も増えています。また、自分のお墓にペットと一緒に入りたいと考えている人も居るでしょう。一緒に眠るのか、別の場所を用意するのかで準備すべきことが異なります。

・別の場所を用意する

ペット専用の霊園や納骨堂があります。人間が一緒に入ることはできませんが、ペットが安らかに眠る場所として選ばれています。

・一緒に眠りたい

自分と一緒に眠ることもできます。まずは、どこで一緒に眠るのかを考えなければなりません。自分のお墓があり、お墓に一緒に入りたいと考えている場合は、そのお墓に一緒に入ることが可能かどうかをまず調べる必要があります。霊園によっては、ペットなど動物は人間と一緒に入ることができないという考えにより、禁止していることがあります。

自分のお墓には一緒に入れない場合でも、ペットと一緒に入ることができる納骨堂などを利用すれば、一緒に入ることが可能になります。

北海道札幌、恵庭のペットと眠れる納骨堂

納骨堂てらすは北海道 札幌市、恵庭市にあるペット共葬が可能な納骨堂です。納骨堂てらす札幌は札幌駅から車で約20分。「モエレ沼公園」や「サッポロさとらんど」からもほど近い場所です。納骨堂てらす恵庭は道央自動車道恵庭ICから車で約5分というアクセスの良い立地にあり、恵庭市民の方はもちろん、北広島市、千歳市、札幌市の方にも広くご利用頂いています。

納骨堂てらすは、ペットと一緒に納骨堂に入ることが可能です。ご家族の一員であるどうぶつたちも一緒にご納骨いただける施設となっています。デジタル祭壇には、はつらつと可愛らしいどうぶつたちが映し出されます。やさしい声やあたたかな想いを届けていただくことができ、かけがえのない再会の時間を持つことができます。楽しい想い出をたくさん残し、寿命をまっとうしたどうぶつたちは、天国の虹の橋とつながるこの場所で、飼い主さんや大切な人が会いに来てくれることを、いつの日か迎えに来てくれる時を待つことができます。

ペットと一緒に眠りたいという飼い主様たちの願いを叶えるのが納骨堂てらすのペット納骨プランです。ご主人様の生前予約と一緒にペットの死後も考えてはいかがでしょうか。年会費・管理費不要で永代供養が利用できますので、継続的な費用の心配もありません。亡き後も家族のペットと一緒に、いずれ一緒に眠りたい、皆様の考える「理想の供養」を実現するための一歩として「納骨堂てらす」がお手伝い出来ると信じています。資料請求や見学について是非お問い合わせください。

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