ペットの納骨とは?納骨はするべき?
ペットの納骨とは?納骨はするべき?ペットの納骨をいつするか、なぜ納骨するのか、ペット納骨の仕方や人間と一緒に納骨したい場合など、ペットの納骨についてまとめて掲載しています。
ペットの納骨とは?
ペットの納骨とは、火葬後にペットのお骨を霊園や民間の施設に納めることをいいます。人間のお骨をお墓に埋葬するように、ペットも遺骨を埋葬先に納骨します。ペットの納骨は法律などでするように決められている訳ではありません。必ずしなければならないものではありませんが、納骨をすることでペットの供養に繋がります。納骨には、遺骨をお墓や納骨堂に納めるという行為の他に、故人の冥福を祈ることに意味があります。大切なペットだからこそ、ペットの冥福を祈るという意味もあり納骨をします。
ペットの納骨はするべき?納骨しないとどうなる?
ペットの納骨をする場合は人間のように決まりがありませんので、いつでも、好きな時に納骨して問題はありません。また、ペットの遺骨を納骨せずに自宅に置いておくことも法律違反ではありません。
人間の場合には墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)という法律があり、第2章第4条に「埋葬又は焼骨の収蔵は、墓地以外の区域にこれを行なってはならない」と書かれています。自宅に遺骨を置いておくことは問題ありませんが、自宅の庭や私有地に墓は建てらないなど、定められた法律の下で納骨を行います。
ペットの場合には墓地、埋葬等に関する法律に記載がありません。またペットの納骨について定めている明確な法律もありません。自宅に置いておくのは問題ありませんし、人間とは異なり自宅の庭に遺骨を埋めておく事もできます。ただし、公園など私有地以外に埋葬することは不法投棄になります。ペットの納骨について法律がないので、遺骨をそのままにしておく人も居ます。納骨しないとペットが成仏できないのでは、とも言われますが納骨しないと成仏できないという根拠は存在しません。ご自宅の一角にお写真やお供えとご遺骨を置いておく手元供養という供養は近年選ばれてきている供養の方法です。
自宅での遺骨の置き場に決まりはありません。ペットが寝ていた場所、お気に入りだった場所、玄関家族団欒を過ごすリビングなど好きな場所に遺骨を置いておくことができます。
ただ、法律上は問題ない手元供養ですが、いつまでも自宅に置いておくことでペットの姿が目に入り、亡くなったペットの事がいつまでも忘れられずペットロスの状況に陥る場合もあるといいます。ペットを失った悲しみは深く、人によってはいつまでも悲しみを引きずってしまいます。人間の場合、お葬式や四十九日を行うことが多く、家族や友人と故人を偲ぶ機会を持つことができます。一回忌など法要を行い、故人の死と向き合い、気持ちの整理を比較的付けやすいという側面があります。
ペットの場合は、亡くなった悲しみを1人で抱え込んでしまう事があります。四十九日に納骨など決められた日にちがなく、お葬式もお墓もなく、自宅に遺骨がありいつでも目に入るという状況は、最初は悲しみが薄らぐ場面もあるかもしれませんが、逆にいつまでも悲しみや喪失感を引きずってしまいやすい環境ともいえます。一時的には自宅で供養する事に良い面もありますが、将来的にはペットの納骨についても検討したいところです。ペットのお骨を納骨することで、亡くなったことを偲び会いに行く場所ができます。
ペットの納骨の仕方
ペットの納骨の仕方には、ペットのお骨のみを納骨する方法、人間と一緒に納骨する方法があります。ペットのみ納骨する場合、ペット霊園などペット専用の納骨施設を利用できます。合同埋葬という他のペットの遺骨と一緒に納骨する方法、個別埋葬という、個別に埋葬し自分のペットのみの遺骨を埋葬出来る方法を選べます。ペットの遺骨を撒く、散骨をするという方法もあります。
また、人間と一緒に納骨する方法には、自分のお墓にペットを納骨する、新たに自分とペットが眠れる場所を用意するといった方法があります。人間のお墓と一緒に入ることができれば、亡くなった後もペットと一緒にいられるという安心感が出てきます。先祖代々のお墓参りの際にペットのお参りができるので、複数個所にお参りに行かなくて済むというメリットもあります。ただし、人間のお墓で一緒に納骨を検討する際は、自分のお墓の規約を確認が必要となります。残念ながら、全てのお墓にペットと一緒に入れるわけではありません。
亡くなった後もペットと一緒にいたいけどお墓には一緒に入れない、その様な場合は、自分と一緒に入れるお墓を探す事となります。全てのお墓で禁止されている訳ではないので、ペットも一緒に納骨できる墓地や霊園を探して、新しいお墓で一緒にお墓に入ることができます。また、お墓以外の方法も検討できます。お墓以外の供養方法も色々とあり、埋葬方法の多様化が広がっています。自分が亡くなった後はペットと一緒に眠りたいと考える場合、納骨堂もおすすめの方法です。お墓はペットの納骨が禁止されていることも多いですが、納骨堂は人間だけでなくペットと一緒に眠ることができる場所が多くあります。
ペット一緒に納骨堂へ
納骨堂とは、主に建物の中などに個人や家族で遺骨を納められる施設です。個人、夫婦などさまざまな単位で遺骨を収蔵することができる納骨スペースで、自分とペットが一緒に入ることが可能な納骨堂もあります。ペットのみの納骨では寂しい、ペットを自分のお骨と一緒に納骨したい、という場合におすすめできる場所です。
お墓は高額で、宗派を問われることもあります。また、アクセスが悪い場所にあることも多く、一般的に屋外にあります。草むしりや掃除を定期的に行う必要があり、跡継ぎの心配をしなくてはなりません。納骨堂は、その様なお墓のデメリットや悩みを解決してくれる施設です。納骨堂はアクセスの良い場所にあることが多く、屋内にあることが多いです。そのため、天候を気にせずお参りに行きやすい場所です。頻繁にペットに会いに行きたい、お参りに行きたい、そんな考えの場合にこそ、お墓だけでなく納骨堂も検討がおすすめです。
将来的に自分も一緒に納骨できる納骨堂なら「また会える」という安心感もあります。ペットと一緒に入れるお墓を探しているなら、納骨堂も候補の一つに入れるのがおすすめです。現代の日本では、宗教観・死生観も様々に変化し、お葬式・供養を始め人の死に関する儀式や儀礼の形式も変わってきています。お墓に関する考え方も同様で、「お墓が無い」「お墓は要らない」「お墓にお金を掛けたくない」などと考える人も少なくありません。そんな人たちに、お墓の新しい形として納骨堂が支持されています。
北海道 札幌でペットと一緒に入れる納骨堂なら納骨堂てらす
納骨堂てらすは北海道にあるペットと眠れる納骨堂です。季節の花が飾られ、清潔で安心して眠れる場所になっています。北海道の都市部から近く、屋内型の施設ですので、天候や時期を気にせずにいつでもお参りに訪れることができます。納骨堂てらすにあるデジタル祭壇では、はつらつと可愛らしいどうぶつたちが映し出され、やさしい声やあたたかな想いを届けてくれ、かけがえのない再会の時間を持つことができます。
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納骨堂てらすは北海道 札幌で、ペットと一緒に入れる納骨堂を探している人におすすめの場所です。札幌駅から車で約20分。「モエレ沼公園」や「サッポロさとらんど」からもほど近い場所にあります。見学や資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。