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ペットと飼い主の高齢化問題

日本で高齢化率が上がる中、ペットと飼い主の高齢化が問題となってきています。どのような問題があるのか、どのような準備が必要なのか、この記事ではペットと飼い主の高齢化問題についてまとめて掲載しています。

ペットと飼い主の高齢化問題

日本では高齢化が進み、超高齢化社会と呼ばれる状況になっています。内閣府のホームページに掲載されている数値をみてみると、令和5年10月1日現在、 総人口は1億2,435万人となっている中、65歳以上人口は、3,623万人となり、総人口 に占める割合(高齢化率)が29.1%と記載されています。

日本における65歳以上人口は、昭和25年には総人口の5%に満たなかったものの、昭和45年に7%を超え、さらに、平成6年には14%を超えています。高齢化率はその後も上昇を続け、令和5年10月1日現在、29.1%に達しています。今後も数値が急激に改善するという見込みはなく、高齢化率が高くなるという見方が一般的です。

参照)高齢化の状況 内閣府ホームページ

高齢化社会においては、ペットと飼い主の関係も問題になるとして注視されています。環境省は「高齢ペットと シルバー世代」という冊子を用意し、この問題についての啓蒙を行っています。高齢者がペットと暮す事にはメリットがあるとされていますが、ペットの寿命は年々伸び、犬や猫は15年以上生きることもあります。ペットも飼い主も歳を重ねると体力や生活習慣が変わり、以前と同じような生活が難しくなることが多々あります。飼い主とペット双方の高齢化が進む中、シルバー世代の飼い主と高齢ペットがともに幸せに暮らせるよう、起こりうる問題や対象を考えておく必要があります。

参照)共に生きる 高齢ペットとシルバー世代 環境省

高齢ペットのケア

ペットの寿命は人間より短いため、高齢になったペットのケアについては、これまでも多く触れられて来た問題です。ペットの飼い主はいずれ高齢化したペットと向き合い、そのお世話をする覚悟が必要となります。

病気

人間と同様、ペットも高齢になれば身体も弱り病気にもかかりやすくなります。人と動物には共通の病気があり、動物からうつることもあり得ます。例えば自分に抱えている持病がある場合、免疫力や体力が落ちているペットに移してしまう可能性も出てきます。また、犬も認知症になることがあります。散歩中に徘徊したり、夜に吠え続けるような行動が起きることがあります。高齢ペットの介護や、そして行く先の看取りまで、高齢ペットには若いペットとは異なるケアや向き合い方が必要となります。

散歩

自分の高齢化も進むと思うように体が動かなくなることがあります。今まで行けていた散歩にいくのが大変に感じるかもしれません。ペットの高齢化により距離が短くなることはありますが、突然立ち止まったり、思わぬ場所で排泄したり、今までとは違う苦労が出てくる事があります。

食事

ペットも高齢化が進むと、これまでと食事のスタイルが変わることがあります。固いペットを食べていたのに、高齢化が進み、歯が弱くなるため柔らかくしてあげないと食べられないこともあります。

排泄

きちんと排泄できていたペットも、年を重ねると粗相をする事が増えてきます。飼い主はそのたびに掃除をする必要があります。またペット用のオムツを使用することもあり、都度購入するという手間が増えてきます。

自分もペットも、将来の準備

自分もペットも高齢化していきます。若い頃のように体が動かなくなる中、ペットのお世話は大変になることが増えてきます。年を重ねると、自分で自分のことをするのも大変になることがありますが、そんな中、大変になったペットのお世話もしなければならないということです。高齢者がペットを飼うことで良い点ももちろんありますが、命を預かることですので、飼育を放棄する状態にならないよう、覚悟が必要です。そして命あるものですので、最期を迎える時がいずれやってきます。ペットも自分も高齢だという場合、自分が先に亡くなった時の準備、ペットが先に亡くなった時の準備、両方に備えておく必要が出てきます。ペットのため、そして自分のために将来の準備をしておくと安心です。

ペットが先に亡くなった場合

ペットが先に亡くなった場合には、ペットのお墓について考えておきたいところです。どこで眠るのか、自分と同じお墓に入るのか、ペット専用のお墓にするのか、手元供養にするのか、などの選択肢から自分とペットに合った供養先を選びます。また、ペットが先に亡くなった場合には、ペットロスに苦しむことがあります。長年連れ添ったペットを失うことは、想像以上に辛いものです。看取りの覚悟やその先の辛さを受け入れる覚悟が必要となります。

自分が先に亡くなった場合

ペットより自分が先に亡くなる可能性もあります。その時ペットの世話はどうするのか、誰が世話をしてくれるのでしょうか。ペットは一人では生きられません。自分の代わりとなる介護者を見つけておく必要があります。そして、将来的に自分と同じ場所に入るよう準備を進めておくのも良い案です。

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