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「 お墓に入りたくない!」そんな場合はどうする?お墓のプロが解説!

お墓に入りたくない、嫁ぎ先のお墓に入りたくない、夫と同じお墓に入りたくないなどお墓に入りたくないと理由は様々です。お墓に入りたくない場合はどうしたらよいでしょうか。

お墓に入りたくない人が増えている

かつてはお墓に入るのが当然だという価値観が強くありましたが、最近はお墓に入る事が当然ではなくなっています。お墓には入りたくない、夫とは同じお墓に入りたくない、嫁ぎ先、義実家のお墓に入りたくない、家族でも別のお墓に入りたい、これまで当たり前のように考えられていた「家族は同じお墓に入り一緒に眠る」という価値観に変化がでてきています。それを裏付けるように、実際に改葬件数が増加しています。改葬は墓じまいともいわれており、お墓に埋蔵・収蔵されている遺骨を別の場所に移すことをいいます。

厚生労働省より、改葬の件数が発表されています。数値を見ると一目瞭然、かなり増えていることがわかります。改葬の件数は右肩上がりの傾向にあり、今後も増加することが予想されます。

平成11年度(1999年度) 67,270件
令和元年度(2019年度) 124,346件
令和4年度(2022年度) 151,076件

令和4年度の数値では151,076件の都道府県の内訳は以下のようになっています。

北海道 12,243件
東京都 10,915件
大阪府 7,934件
兵庫県 7,711件

人口が多い東京や大阪が上位なのは分かりやすい数値ですが、東京より北海道が多いのは意外に感じるかもしれません。令和3年度の都道府県の内訳は以下です。

東京 10,830件
北海道 9,321件
大阪 6,653件
兵庫 6,350件


参照)埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数,都道府県-指定都市-中核市(再掲)別
衛生行政報告例 / 令和4年度衛生行政報告例 統計表 年度報

この統計表から、各都道府県で増加している中でも北海道は特に改葬件数が増えているということがわかる数値が見て取れます。北海道は冬の寒さが厳しく、お墓参りするのが大変な土地です。墓を管理する担い手が減っているという背景もあります。北海道は人口に対して改葬を選ぶ人が多い土地ということができるでしょう。もちろん改葬を選ぶ人全てが、お墓に入りたくない訳ではありません。改葬を選ぶには様々な理由があります。

・お墓に入りたくない

お墓の維持が面倒だという理由。維持できないわけではないが、お墓参り、お墓掃除、管理費の支払いなど、お墓を維持するのが面倒だという理由やお墓の意義や価値観に同意できない。

・お墓に入りたくてもお墓を維持できない

お墓に価値は感じている。先祖代々のお墓を維持したいが、跡継ぎがいない、お墓を守る人がいないという理由での改葬。

・お墓に入りたいけど面倒

お墓を維持したいが、お墓の値段が高い、掃除が大変などお墓に関する不満や不安がある。
子どもに面倒を掛けない形の納骨先にしたい。

色々な理由で改葬を選ぶ人がいます。家族の形は変化し、生活スタイルも変化してきました。従来当たり前だった、お墓に入り、お墓参りに行くという価値観が変化し、お墓に入りたくないと考える人が出てくるのも当然の変化といえるでしょう。かつて納骨先として当然のように選ばれていたお墓も、今では必ずしも選ばれていないということもいえます。では、お墓に入りたくないという人はどうすればよいでしょうか。

お墓に入りたくない人におすすめの納骨先

お墓に入りたくないと考える人は、新しいお墓のスタイルを選ぶことで希望を叶えることができます。お墓以外の供養の形は色々あります。

  • 樹木葬
  • 手元供養
  • 散骨
  • 納骨堂

参照)後悔しない墓じまい。その後の遺骨はどうする

場所・立地、費用で後悔しないよう、自分にあったお墓の形を選ぶ必要があります。また、これらの納骨先を選ぶ際、既にお墓がある人は改葬の手続きをする「改葬許可証」が必要です。改葬許可書は市町村から交付されます。市町村区の公式ホームページに改葬に関しての申請手続きについての記載があります。

・札幌市

改葬(埋蔵場所の変更)
遺骨を市内の墓地・納骨堂から市内外の別の墓地・納骨堂に移す場合は、改葬許可が必要です。書類等をご用意のうえ、各窓口にて手続きをしてください。「改葬許可証」を発行します。

https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f3seikatu/boen/3_te_kaiso.html

・恵庭市

墓園の事務手続きについては、恵庭墓園内にある恵庭墓園管理事務所にて受付を行っております。詳しくは下記のダウンロード「事務手続」をご覧ください。

https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/soshikikarasagasu/seikatsukankyoubu/shiminka/juminhyo_koseki_jukyohyoji/1_1/2/1235.html

・旭川市

現在、納骨している墓地や納骨堂(市営、民営を問いません。)が所在する市区町村から「改葬許可証」の交付を受けてください。「改葬許可証」は納骨の際に必要となります。
なお、「改葬許可証」の申請手続(支所では受付しておりません。)には、収蔵証明書等が必要になりますので、お問い合わせください

https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/1000/1001/1050/bochi/p003436.html

お墓に入りたくないという考えの場合には、必ずしもお墓に入る必要はありません。今は、自分で眠る場所を選ぶことが出来る時代です。一緒に入る人も家族だけでなく、友達、ペットなど選ぶことができます。1人で眠る場所を用意する事も全く問題ありません。
お墓に入るか入らないか、どこでどんな風に眠るのかを選べる時代になっているのです。

札幌市、恵庭市、旭川市周辺でおすすめの納骨堂

納骨堂てらす恵庭外観-秋

納骨堂てらすは北海道札幌市、恵庭市、旭川市にある屋内型の納骨堂です。納骨堂は屋内にありますので、悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。納骨堂てらすならお墓の約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来ますので、費用の面ではお墓より安価で利用することができます。アクセスが良く快適な空間でのお参りをお約束します。

薄れていく宗教とのつながり、現代での親戚付き合いの中、お墓参りも大きく変化してきました。核家族化が進み、お墓参りのために親族が集まるという機会は少なくなっています。負担の少ない形で故人を偲び冥福を祈るために供養を行うことを継続できる方法もあります。納骨堂てらすではご自身にも負担が少なく、お子様にご負担を掛けない供養のカタチをご提案します。事故の危険がある遠い道のりを渋滞のストレスと戦いながら辿り着いた霊園で、猛暑のなか、虫よけスプレーと線香・お花・お供えを持って階段を上がる。そんなお墓参りも風情があって良いとは思いますが、高齢の方や体の不自由な方にとっては大きな負担となってしまいます。

納骨堂てらすは、お墓に入りたくないという人にもお勧めしたい納骨堂です。最新式のデジタル祭壇を用意しており、いつでも在りし日の故人様のお姿を前に、お子様・お孫様などご家族で思い出を語りあう機会を維持することが可能です。「お墓」を選び、維持していくという時代に変化が出てきています。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案しています。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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