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永代供養のある納骨堂を家族墓にするメリットとデメリットを解説

お墓に入る親戚の範囲は、法律では決められていないので、お墓の管理者が許可すれば入れることになります。そのため、先祖代々のお墓に入る場合、あまりよく知らない親戚や、仲の悪い親戚も一緒のお墓になるという場合があります。親戚づきあいがあまり無い場合など、いくら先祖代々のお墓があるといっても、あまり良く知らない親戚とは一緒に入りたくないな、と思ってしまうのは自然な流れかもしれません。疎遠な親戚と一緒のお墓ではなく、気心知れた家族のみで一緒のお墓に入りたい、親戚とは別の家族だけのお墓にしたいというのは可能でしょうか。どのようなメリットがあるでしょうか。

家族墓とは

家族墓とは、文字通り家族のお墓です。読み方は「かぞくばか」です。家族が眠るお墓ですので、墓石の側面に「〇〇家の墓」などと記載されていることになります。墓地で見る一般的なお墓の多くが家族墓になるのですが、近年は、もう少し小さな単位の家族墓を希望する人もいます。4人家族なら家族4人だけで、家族とペットだけでなど従来の家族墓のイメージより小規模な家族墓です。

家族墓を納骨堂に

霊園にある墓地、沢山の墓石があるお墓、お墓というとこのようなイメージが定着しています。ですが、これまで多く見られて来たお墓という形に変化が見られてきています。お盆になると親戚で集まる、親戚づきあいが欠かせない、従兄弟、従姉妹と仲が良い、そんな時代もありました。直系家族や跡取りという考え方もあり、長男は実家に戻り家業を継ぐなどという考え方が強かった時代もあります。現代では家族の形に変化が見られています。厚生労働省により発表された、国民生活基礎調査によると核家族の割合は以下のようになっています。

2001年 (平成13) 71.2%
2004年 (平成16年) 74.2%
2007年 (平成19年) 75.9%
2010年 (平成22年) 76.9%
2013年 (平成25年) 79.6%
2016年 (平成28年) 80.5%
2017年 (平成29年) 82.7%
2018年 (平成30年) 83.3%
2019年 (令和元年) 82.5%

参照)厚生労働省発表 2019年 国民生活基礎調査の概況

かつて6割程度だった核家族世帯は平成28年以降8割を超える割合となりました。核家族世帯とは①世帯主とその配偶者のみで構成する夫婦のみの世帯、②夫婦と未婚の子のみで構成する世帯、③父親又は母親と未婚の子のみで構成する、ひとり親と未婚の子のみの世帯を指します。日本で核家族化が進んでいると言われて久しいですが、日本ではもはや核家族という形が当たり前の形になっています。中でも夫婦と未婚の子のみの世帯が増加しています。
核家族が当たり前になるという家族の形の変化が見られる中、お墓は従来のようなしきたりのままだという面があり、現代の家族の形に合わなくなってきています。家族に対する価値観の変化もある中、身近な家族だけのお墓に入りたいと考えるに至っています。

先祖代々のお墓とは別で、身近な家族のみのお墓とすることも可能です。家族だけのお墓を新たに作ろうと考える際、新たにお墓を購入する人も居ますが、家族墓を納骨堂にという人も居ます。納骨堂とは遺骨を収蔵するスペースをお墓とする墓所のことです。納骨堂は夫婦のみ、家族のみなど様々な単位で利用可能です。ペットと一緒に入れる納骨堂も多く、家族とペットが一緒に眠れる場所としても人気となっています。お墓に比べて安価で購入でき、屋内にあるなど、従来のお墓と比べて様々なメリットを感じやすいため、従来のお墓を墓じまいし、家族墓を納骨堂にという選択も増えてきています。

永代供養のある納骨堂を家族墓に選ぶメリット

納骨堂には永代供養がある事が多くあり、永代供養のある納骨堂を家族墓に選ぶメリットが沢山あります。

代わりに供養してくれる

永代供養とは管理者が永代に渡ってお墓の維持管理と供養をしてくれる埋葬方法です。
一家で代々引き継いでいくものではなく、管理者が代わりに供養してくれることとなります。納骨堂が遠方にあり、足が不自由で現地に出向けない、なかなか納骨堂に行く時間がないという際にも、代わりに供養してくれる管理者が居るので安心して利用する事が出来ます。子供が居ない家族、独身の子供、跡継ぎが居ない家族、自分達の代で納骨堂を継ぐ人が居なくなる時、色々な場合に、永代供養のある供養先は大きなメリットとなります。

子供に負担をかけない

子供がいる場合も、永代供養があれば、子供が管理を負担に感じる事が少なくなります。お墓の継承先が居ないために放置された墓の増加、無縁墓の増加は社会的な問題にもなっています。自分達のお墓が放置墓になることを防げる事は大きなメリットとなります。

お墓掃除が不要

お墓では、お墓参りに行き、お墓掃除をしたり草むしりをしたりしなければなりません。お墓を管理するのは、管理者の役目です。納骨堂は屋内にあり、管理者が居ますので、お参りの度に掃除をする時間を取らなければならないという事はありません。清掃をしてくれる納骨堂では、定期的に足を運び清掃が不要になります。毎回の掃除が面倒で仕方ないと言う場合にはメリットを感じやすくなります。

アクセスが良い場所にある

一般的な墓地は屋外にあり、辺鄙な場所にあることも少なくありません。納骨堂は都心や、都会といったアクセスの良い場所にある施設が多くあります。1日がかりでお参りに行くのではなく、気軽に会いに行くことができる場所にある納骨堂が多くあります。

屋内にある

納骨堂は屋内にありますので、天候への配慮が不要です。雨の日でも、暑い日でも、寒い日でも、快適なお参りが可能となっています。お墓参りに行こうと思っていても、雨の日など天候が悪い日には、行くのが億劫になってしまいます。梅雨が命日なので、毎年雨の日が多くなる、夏の台風の時期に当たりやすい、冬が命日なので、毎年雪が降っていてお参りに行きづらい等の悩みがある人には、屋内にある納骨堂のメリットを感じやすくなります。

宗派不問の納骨堂が多い

お墓は宗派が限られることもありますが、納骨堂は宗教や宗派を気にせず、どの宗派の方でも利用できる施設が多くなっています。

生前購入できる

納骨堂を生前購入して、生きているうちに終の棲家を用意する事が出来ます。家族が眠る墓を家族で一緒に選ぶこともでき、自分達でじっくりと好きな場所を選ぶ事が出来ます。

永代供養がある家族墓のデメリット

永代供養のある家族墓には沢山のメリットがありますが、合祀墓に埋葬する場合は、後から遺骨を取り出すことができないというデメリットを知っておきましょう。

札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂

納骨堂てらすは北海道 札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。アクセスの良い立地にあり、札幌市民、恵庭市民の方はもちろん、北広島市、千歳市、札幌市の方にも広くご利用頂いています。納骨堂てらすは、年会費・管理費不要で永代供養する事が出来る納骨堂です。もちろん、家族墓にもおすすめの納骨堂になっています。たった数十年ですが、お別れの形、供養の形は大きく変化してきました。今、さらなる大きな変化の渦の中、皆様の考える「理想の供養」を実現するための一歩として「納骨堂 てらす」がお手伝い出来ると信じています。

納骨堂と言っても色々な形式がありますので、どんな所なのかは見学して頂くのが一番分かりやすいかもしれません。見学は無料です。お時間がない方は資料を見て頂くだけでも伝わることがあるかと思います。資料請求も無料ですので、是非お問い合わせください。

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