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納骨堂の種類と違いについて

近年、人気になっているお墓の種類に「納骨堂」があります。納骨堂は、骨壺に入った遺骨を安置するための建造物です。納骨堂には色々な種類があります。どんな種類があるのでしょうか、どんな違いがあるのでしょうか。

運営母体の種類

まずは、運営母体による違いがあります。

  • 寺院納骨堂 お寺が運営 寺院や霊園内
  • 公営納骨堂 自治体によって運営
  • 民営納骨堂 運営は宗教法人や財団法人、社団法人、民間業者など様々

運営元が寺院の場合は宗教による利用制限がある場合があります。公営の場合は、公営納骨堂は、各都道府県や市町村などが管理、運営を行っていますので、住民のみが利用できるなど利用者に制限があります。自治体による運営なので安心して利用できるという声もあります。民間納骨堂は、宗教法人や社団法人、財団法人、民間企業など、本当に色々な運営元が管理を行っています。公営納骨堂に比べて、内装や設備も充実しており、プランが柔軟な納骨堂が多くなります。

納骨方式の違い

納骨堂は、納骨方式により様々な種類があります。

・位牌式

ひな壇に位牌や骨壷が並んでいる形式です。位牌分のスペースしかありませんのでお供え物は置けない事が一般的です。スペースが狭い分、費用は安くなりやすい形式です。

  • ・ロッカー式

    扉のついたロッカーのような棚に納骨する形式です。コインロッカーのような棚が並んでいるような納骨形式になります。スペースが比較的狭くなり、お供えものを置く場所がないかあっても広くない形式となります。

  • ・仏壇式

    仏壇が並んでいる形式です。ロッカー形式よりはスペースが広く、一般的な仏壇のようにお供え物を置けるスペースがあります。家族で利用するなど、複数人でも利用しやすい形式です。

  • ・自動搬送式

    参拝スペースに自動搬送してくれる形式です。遺骨を収蔵した機械によって参拝スペースに運ばれて来ます。都会など便利な立地にある事も多い、比較的新しい形式の納骨堂です。

  • ・墓石式

    墓石が並んでいる形式です。お墓が屋内にあるようなイメージです。屋内墓地、屋内墓苑とも呼ばれます。屋外にあるお墓より、清潔に保たれることになるので管理がしやすくなります。墓石を利用する分、一般的なお墓と料金はあまり変わらない形式となります。

  • 納骨堂は屋内に納骨スペースがあるという点では共通していますが、納骨方法は様々です。個人ごとの墓碑がある形式とない形式があります。また、遺骨と対面する方法の違いがあります。スペースの広さにも違いがあり、お供え物や思い出の品を一緒に入れる事が出来る形式もあれば、難しい形式もあります。スペースが広ければ広い分費用も高くなる、個人ごとの墓碑があり、個別の納骨方式の方が高くなるなど、どの種類の納骨堂を選ぶかは費用にも影響してきます。

    宗旨・宗派の種類

    納骨堂は宗旨・宗派不問である事が多くなります。ただし、寺院の納骨堂は供養や法要を行う際、その寺院の宗旨・宗派に沿って執り行われることがあります。また、宗旨・宗派不問には「過去もこれからも宗教は一切不問」という場合、「過去の宗教は一切不問」「これから宗教は利用する納骨堂に沿う」という場合があります。寺院の納骨堂では、宗旨・宗派不問とあっても、利用後は管理する寺院の宗派に従うという可能性があります。公営納骨堂や民営納骨堂は過去も未来もどんな宗教を信仰していても利用が可能ということが多くなります。もちろん、無宗教でも利用が可能です。

    安置期間の違い

    納骨堂によって安置期間に違いがあります。5年、10年、30年など納骨堂やプランによって安置期間に違いがありますので、安置期間はどのくらいなのか、どの位で合葬、合祀となるのかなど確認しておきたい点です。個別に安置された後、所定の期間を過ぎると個別安置から合葬墓へ移動となる可能性もあります。安置期間は納骨堂の種類による事もありますが、同じ納骨堂でもプランによって安置期間に違いがあることがあります。

    永代供養付き

    納骨堂によって、永代供養付きとそうでない施設があります。永代供養付きの納骨堂では遺族に代わり遺骨を管理・供養してくれますので、管理の負担がなくなります。跡継ぎの心配が不要になりますので、家族に迷惑をかけない納骨堂を選びたいという場合には永代供養付きの納骨堂がおすすめです。お墓に跡継ぎが居ないと無縁仏になる心配がありますが、その心配は不要になります。子供が居ない場合、独身の場合、単身でも安心できる供養先です。納骨堂は永代供養付きが多くなりますが、必ず永代供養付きではありません。永代供養を希望する場合は、希望の納骨堂が永代供養付きなのか、確認した方がよいでしょう。

    種類により費用が様々

    納骨堂の種類やプランにより費用に違いがあります。お墓にかかる費用と比べると納骨堂の方が安い事が多くなります。ですが、納骨堂も種類によって高額になります。墓石式は納骨堂のなかでも費用が高くなる形式で、一般墓を購入する金額とほとんど変わらない値段である事もあります。スペースの広さ、納骨の形式により費用は様々ですので、必ずしも納骨堂だから安いという訳ではありません。どんな納骨の形式を希望するのか、希望の種類がいくらなのか、確認がおすすめです。一般的なお墓には年間管理費がかかるものがありますが、納骨堂には年間管理費がかからない施設もあります。年間費用についても施設によりますので、こちらも確認がおすすめです。

    色々な納骨堂から希望の種類を選択

    このように、納骨堂にも色々な種類があります。運営母体や種類、納骨期間の違い、費用も様々になりますので、自分の好みの種類の納骨堂を選びたいところです。同じ種類の納骨堂でも実際に足を運んでみると雰囲気は全く異なるという事もあります。納骨堂の選び方についてはこちらでも紹介しています。

    納骨堂の選び方8つのチェックポイント

    納骨堂てらすは北海道 札幌、恵庭にある納骨堂

    納骨堂てらすは北海道 札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。アクセスの良い立地にあり、札幌市民、恵庭市民の方はもちろん、北広島市、千歳市、札幌市の方にも広くご利用頂いています。納骨堂てらすは、年会費・管理費不要で永代供養する事が出来る納骨堂です。以前は、当たり前のようにお墓に入るという考えが当然のようにされていましたが、たった数十年で、お別れの形、供養の形は大きく変化してきました。今、さらなる大きな変化の渦の中、皆様の考える「理想の供養」を実現するための一歩として「納骨堂 てらす」がお手伝い出来ると信じています。

    納骨堂と言っても色々な種類がありますので、どんな所なのかは見学して頂くのが一番分かりやすいかもしれません。見学は無料です。お時間がない方は資料を見て頂くだけでも伝わることがあるかと思います。資料請求も無料ですので、是非お問い合わせください。

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