若者の墓離れが増えている背景
墓離れとは?墓離れが増えている背景は?墓離れで選ばれている新しいお墓の形は?近年、増えている「墓離れ」についてまとめて掲載しています。
墓離れとは
墓離れとは伝統的な供養方法であるお墓を利用しないことをいいます。「〇〇離れ」という言葉は、色々な場面で使われています。若者の車離れ、活字離れ、お酒離れ、タバコ離れなど、これまでの若者にとって「当たり前」だったものが、現代の若者の価値観や生活に合わなくなり、「〇〇離れ」といった現象を生み出しています。様々な「〇〇離れ」がある原因は、若者の所得が減少したことや他に余暇時間を使うという生活様態の変化や、お酒やタバコを楽しむという価値観そのものに疑問を持つ価値観の変化がみられます。かつて若者だった層と、今の若者ではそもそもの「常識」が変わってきています。
様々な「〇〇離れ」がある中、お墓でも、特に若者を中心に墓離れが加速しています。お墓の意味や役割に疑問を持ち、存在意義を感じないという若者もいます。お墓があるのが当たり前だった時代から、お墓の意義を再考し、本当に必要なのか、どのような意義があるのか、様々な考えを経て「お墓は要らないのでは」「お墓の意味が分からない」など、墓離れに繋がっています。
墓離れが増えている背景
墓離れが増えていると言われている背景には、どのような背景があるでしょうか。
お墓の継承者が居ない
現在のお墓は継承者がいる前提の仕組みとなっています。子供がいない夫婦が増加し、お墓の継承者が居ないのでお墓を持つことが難しくなる現状となっています。多死社会を迎える日本では、これまでのお墓という仕組みを継続することが難しいことがあり、墓離れに繋がっていきます。
お墓が高くて買えない
立派なお墓を建てることで、家の権威を象徴するという風潮もあるように墓石のお墓は値段が高くなります。墓石の値段はピンからキリまでありますが、お墓を建てると100万円などの高額な金額がかかり、高くて払う事ができないとなります。若者の車離れが語られる際にも、非正規雇用は増加し、若者の所得の減少が影響している事が言われています。同様に、高額なお墓を建てるほどの所得がなく、買わないのではなく、お墓が高くて買えないという背景があります。
お墓の管理が大変
お墓は建てた後に管理が必要となります。定期的な清掃やメンテナンスを行う必要があります。実際にお墓まで足を運ばないと掃除ができないので、お墓の管理をすることは大変です。お墓に行くこと自体も大変ですので、お墓の管理が大変だと感じやすい状況となっています。自分達がお墓の管理が大変だったから、子供に負担をかけたくないという理由でも墓離れが進んでいます。
お墓に対する価値観の変化
お墓に対する価値観は大きく変化しました。かつては強かった「家」という繋がりが薄れる中でお墓の存在意義を再度考える人が増えてきています。また、新型コロナウイルスの流行によりお墓に行くことが難しい状況が生まれ、お墓を持つ意義を考えるなどお墓に対する考え方を再考する機会となりました。当たり前のようにお墓を持つ訳ではなく、お墓の必要性に疑問を持つなど、お墓に対する価値観の変化により墓離れをしやすくなっています。
墓離れで生まれる新しい価値観
ですが、そんな中、お墓を守りたいという価値観もある事は忘れてはならない面です。墓離れの要因の一つとして「お墓の管理が大変」「子どもや親族に負担をかけたくない」という点がありますが、それでも、「お墓」という存在に意義を感じる層も少なくないのです。
お墓に行く、お墓に話しかける、手を合わせる、故人に会いに行く場所がある、故人を追悼し弔いができる場所がある事は心の拠り所となります。お墓参りでは血のつながりを再確認する事が出来ます。成功者ほどお墓参りを大切にする、と言われることがありますが、ご先祖様に感謝する事はとても大切な考え方です。そんな中「お墓に入る」という当たり前になっていた事に変化が見られてきています。お墓という形へのこだわりが薄れてはいるものの、お墓とは別の形で故人を弔う場所を用意する、故人に会いに行く場所を作り、精神的な満足ができる形を選ぶという価値観です。
墓離れで選ばれている新しいお墓の形
墓離れが進んでいる背景には、端的に言えば従来のお墓が時代に合わなくなってきているのかもしれません。従来のお墓に対する不満や不都合、不便から生まれている墓離れですが、「お墓が不要だと絶対言い切れない」という考え方もあります。そんな中、新しいお墓の形や新しいお墓のスタイルが求められ、人気となってきています。
新しいお墓の形には永代供養墓、納骨堂、海洋散骨、樹木葬、手元供養、宇宙葬等の供養方法があります。故人に会いに行ける場所を持ちたい人には「納骨堂」がおすすめです。納骨堂とは屋内に設けられたスペースに遺骨を納める施設です。お墓に入らなくとも、故人を偲ぶ場所を残すことができる施設となっています。
永代供養がある納骨堂では、継承者が居ないという問題はありません。また、一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかりますが、納骨堂はお墓に比べて安価となっています。屋内にあり、管理者が居ますのでお墓掃除やメンテナンスで悩む心配が要りません。屋内にありますので、天候を気にする心配も要りません。霊園に比べて、アクセスがいい場所にある事が多いので、気軽にお参りに行き、故人に会いに行きやすくなります。納骨堂は、墓離れの要因になっている様々な不満や悩みを解決でき、故人に会いに行くことができるおすすめの供養方法となっています。
札幌市、恵庭市周辺でおすすめの納骨堂
「〇〇離れ」という言葉が意味するのは、時代に合わなくなってきているので、商品やサービスの革新が必要だという事なのかもしれません。不満や不便を感じながら使い続ける必要はなく、自分の理想とする形のサービスを選ぶ方が快適です。時代が変わり、新しい価値観が生まれ、その考え方にあうサービスが生まれることは、自然な流れともいえるでしょう。
納骨堂てらすは札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。納骨堂てらすならお墓に比べて約10分の1の費用で利用する事ができ、年会費・管理費不要で永代供養ができ、追加費用が掛かりません。一年中空調の効いた室内で快適なお参りができる明るく日当たりの良い雰囲気の納骨堂です。カフェの様なスペースでの歓談ができ、最新のデジタル祭壇でいつでも故人様のお姿を見る事が出来ます。納骨堂てらすは北海道の札幌市、恵庭市にある納骨堂です。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案させていただきます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。