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札幌市でのペットの火葬事情

北海道 札幌市でペットの遺骨を火葬する場合、どこでできるでしょうか、どんな風に火葬できるでしょうか、火葬する際の注意点は何でしょうか。札幌市でペットの遺骨を火葬する場合に、後悔しないために知っておきたいことなどについてまとめて掲載しています。

ペットの遺骨を火葬

まず、ペットの火葬についてですが、ペットが亡くなった際に必ず火葬をしなければならないという訳ではありません。人間の場合には、遺骨に関してはいくつかの法律があり、例えば刑法第190条では遺骨を形が残ったまま捨てることが禁止されており、知らないで捨ててしまうと犯罪になります。ですが、遺骨を火葬しなければならないという法律はありません。日本では火葬が主流となっていますが、アメリカなど土葬が主流の国もあります。日本でも法律的には、許可された場所であれば土葬は可能になっています。

ペットの場合にも法律がなく、火葬の義務があるわけではありません。人間同様に、許可された場所であれば土葬は可能です。ペットを土葬しようとする際に知っておきたい法律は、廃棄物処理法です。ペットの遺骨が廃棄物だという法律は、飼い主には信じられない状況ではありますが、法律上ペットは「物」となり、廃棄物の処理と同じ法律が適用されることになります。

廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)の第2条第1項には廃棄物の定義が記載されています。

廃棄物とはごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、灰酸、灰アルカリ、動物の死体その他汚物又は不要物であって、固形状のものをいう。

とあり、動物の死体は廃棄物だと定められているのです。廃棄物の処理は、公共の場所を汚さないようにするようにという法律もあり、ペットの亡骸も公共の場所に土葬をするという事は禁止されています。家のお庭など私有地であれば問題ないでしょう。

とはいえ、マンション暮らしで家のお庭がなかったり、賃貸で引っ越しする可能性があったりするなど、近年では土葬は難しい住宅事情となっています。そこで選ばれているのがペットの火葬です。火葬も、どこでも燃やしてよいというわけではなく廃棄物処理法第16条の2で「何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。」と定められており、野焼きなどは禁じられています。

札幌市でペットの遺骨を火葬

札幌市で遺骨を火葬するには、どこで火葬できるでしょうか。札幌市にはペット霊園やペット火葬・ペット葬儀のサービスがあります。札幌市動物管理センターでは、札幌市民の方を対象にペットの火葬をしてくれます。火葬の受付は動物管理センター八軒本所、または福移支所で行っています。火葬の受付は、平日の8時45分から17時15分までで、予約は不要です。お迎えは行われていませんので、直接持込むことになります。

申込時に窓口で火葬申込書の記入が必要となります。札幌市のホームページでダウンロードする事も可能です。犬の火葬の場合は、畜犬登録の抹消手続きも同時にしますので、鑑札など登録番号がわかるものの持参がおすすめです。

動物管理センターの火葬料金(平成28年10月1日から)は、以下となっています。

  • 犬、猫5,100円
  • ウサギ、サル3,400円
  • ハト、ニワトリ、九官鳥、フェレット、イグアナ、プレーリードッグ等1,700円
  • ネズミ、リス、ハムスター、モルモット、小鳥、カメ等850円

ただし、動物管理センターで火葬する際には注意が必要な点がいくつかあります。まず、民間の火葬サービスには、火葬に立ち会いお見送りをできる所もありますが、動物管理センターでの火葬には立会うことはできません。お花を除き、副葬品の持ち込みは許可されていません。ペットを火葬するさいには、お気に入りの洋服やおもちゃなどを一緒に火葬を希望する人も居ますがその願いは叶いません。そして、他の動物たちと合同での火葬になりますのでお骨を返してもらえない点に注意してください。

参照)札幌市ホームページ ペットの火葬

ペットと一緒に眠りたい

ペットは家族の一員ですので、人間と同じように火葬した後にペットのお骨を取っておきたいという人も多く居ます。自治体によっては遺骨を返却してくれるところもある様ですが、札幌市のホームページによると確認時には「遺骨は返却出来ない」と記載がありました。ペットの遺骨を火葬する前には、火葬した後にどうしたいかを考えることがおすすめです。お骨を返してくれない場所で火葬してしまうと、思わぬ後悔に繋がるかもしれません。自治体によっては、火葬施設で燃やされた遺骨は、廃棄物と一緒に処理され埋葬されます。先に書いたように、法律上ペットは「物」という扱いですので、このような扱いになるのは珍しくない状況です。

ペットとして一緒に過ごしていた家族からすると、愛するペットの遺骨がゴミと一緒に捨てられてしまうなんて信じられない状況かもしれません。ペットは家族の一員です。愛する家族と、一緒に眠りたいという人も多くいます。もし一緒に眠りたいと考えている場合には、火葬後に個別で取り出せる方法を選ぶ必要があることを忘れないようにしましょう。

人間とペットが眠りたい場合、自分のお墓にペットのお骨を入れる方法があります。ただし、お墓は規約によりペットが一緒に入れない場合もあります。自分のお墓に一緒に入れるのか確認した方が良いでしょう。先祖代々のお墓の場合は、親戚にペットのお骨を入れることを理解してもらえないという場合もあります。

ペットと人間が一緒に眠ることができる場所にはお墓の他、納骨堂などもあります。
納骨堂とは、主に建物の中などに個人や家族で遺骨を納められる施設です。個人、夫婦などさまざまな単位で遺骨を収蔵することができる納骨スペースです。ペットと一緒に入ることができる納骨堂もあります。お墓と違い、納骨堂は屋内の場合が多く、雨風にさらされることなく温かい場所で眠ることが出来ます。納骨堂は従来のお墓に代わる新しいお墓の形として近年、利用者が増えている納骨先のひとつです。

北海道 札幌市、恵庭市でペットと一緒に入れる納骨堂

人は皆いつか亡くなります。お別れは必ず訪れ、その人のいない新たな人生がまた始まります。ペットの寿命は人間より短く、ペットとの別れもいつか来てしまいます。ペットを失った悲しみは深く、その辛さからなかなか立ち直れないものです。その辛さから立ち直るために、人間と同じように火葬し、供養してあげる事はとても大切な事なのかもしれません。

納骨堂てらすは北海道 札幌市、恵庭市にあるペットと眠ることができる屋内型の納骨堂です。ご家族の一員である動物たちも一緒にご納骨いただける施設です。先にペットが眠る場所を用意しておいて、いつかペットのいる場所に会いに行く事が出来ます。「また会える」「待っていてね」その気持ちは、失った苦しみを和らげてくれるかもしれません。ペットと一緒に入れる納骨堂を札幌や恵庭で探している人におすすめの施設です。見学、資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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