終活でお墓の準備?お墓はいらない?
終活ではお墓の準備を進める場合もあります。終活では、お墓についてどんな準備や確認をするのでしょうか。お墓はいらない?納骨先はどうする?終活でのお墓の準備についてまとめて掲載しています。
人生の最後に向けての準備、終活
人生の最後に向けての準備として行われている終活。「終活」という言葉の認知度は高いですが、終活では具体的に何を準備するのでしょうか。自分の亡き後、残された人が困らないように、また準備を進める事でより前向きに人生を楽しめるよう様々な準備や整理が終活で行われています。
・エンディングノートの作成
終活では、エンディングノートの作成が行われます。万が一に備えて、家族や友人へのメッセージや伝えたいことを書き残します。法律に則り作成する遺言と違い法的拘束力はありませんが、自分の希望を伝えることが出来ます。いつ、自分が伝えられない状況になるか分かりません。エンディングノートには延命治療や臓器移植について、葬儀やお墓についてなど様々な希望や伝言を書き記すことができます。延命治療や葬儀などについては、希望を伝えておかないと残された家族間で話し合いが行われ、自分の意向に沿わない決断がされてしまう可能性もあります。自分の意向を残しておくことで家族の悩みが軽減される可能性も大きくなります。
・不用品の整理、掃除といった物の整理
遺品整理という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。故人の残したものを整理する事は、心理的にも物理的にも負担となることが多くあります。大切なものがどれなのか分からず、また物の多さに整理に多くの時間やお金がかかる事も多くあります。
・財産、遺産といったお金の整理整理
相続問題で仲の良かった兄弟や家族の仲が悪くなる、という事はめずらしい事ではありません。不思議なもので、遺産が多ければ多いほど問題が多くなりやすいのです。お金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに、自分の残した遺産のせいで家族の仲が悪くなってしまうのは悲しい事です。法律的に有効な遺言を作成し、不動産や財産の整理を予め行うなどが行われています。
・お墓の準備や整理
お墓の準備や整理も終活で行われています。お墓の準備について以下で詳しく見ていきます。
お墓の準備、確認も終活の一つ
お墓の準備も終活のひとつですが、お墓の準備といっても、お墓を購入するだけではありません。まずは、先祖代々のお墓など、自分が入るお墓があるのか眠る場所の確認をします。そのまま先祖代々のお墓で眠りたいという場合は大きな問題はないでしょう。
お墓が無い場合は、終活で自分の眠る場所を探すことになります。また、跡継ぎが居ない場合には今までの先祖代々のお墓をどうするかという問題もあります。お墓の跡継ぎが居ればよいですが、家族の形が変化してきており必ずしもそうでない場合が増えています。お墓は、跡継ぎが居ない場合は、最終的に無縁仏になってしまいます。また、跡継ぎが居る場合にも子供にはお墓の苦労を掛けたくないという理由で、墓じまいについて検討する方も居ます。お墓をどうするか、お墓の整理や墓じまいについて考えることも終活で行いたい内容です。
お墓はいらないという選択。従来からのお墓を墓じまい
お墓を継ぐ人が居ない場合、またお墓は要らないと選択をする場合、その場合は「墓じまい」をすすめることになります。近年よく「墓じまい」という言葉がメディアなどで取り上げられますが、墓じまいは「改葬」のことを指しています。改葬とは現在使用しているお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返還することをいいます。改葬の手続きと流れは、一般的に以下のような流れとなっています。
- お骨の受け入れ先を探し
- 管理者に改葬の意向を伝える
- 改葬の諸手続き
- 閉眼供養・魂抜き
- お墓の撤去
- 新しい受け入れ先へ納骨
墓じまいをすると決めて、今日明日に終わるわけではありません。諸手続きがありますので、墓じまいをすると決めたら手続きを進めていくとスムーズになります。墓じまいの後はお墓の跡継ぎに関する不安は不要になりますが、自分の納骨先をどうすかについては考えておきましょう。
終活で墓じまい。納骨先はどうする?
墓じまいをした場合、また先祖代々のお墓がなく自分が眠るお墓が無い場合には納骨先はどうすれば良いのでしょうか。近年選ばれている納骨先には以下のようなものがあります。
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樹木葬(自然葬)
樹木葬とは、墓石に代わりに樹木をシンボルにしたり、納骨場所の周りに草花を植えたりし、樹木や草花の下に遺骨を埋葬する自然志向のお墓のことをいいます。自然にかえるという点や、拝むべき場所があるなどの点で選ばれている供養の形です。
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永代供養(納骨堂など)
納骨堂とは、屋内にお骨を収蔵するスペースを設け、そこをお墓とすることです。納骨堂にはロッカー式・棚式・仏壇式など様々な形式があります。永代供養とは霊園や寺院などが永代に渡り遺骨を供養・管理してくれることをいいます。永代供養がついている納骨堂でしたら、管理を依頼でき負担が軽減されます。
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手元供養
手元供養とは、遺骨の全部または一部を自宅や身近なところ、手元に保管して供養する方法です。リビングなど部屋の中に置いておける小さな骨壺や遺骨を入れることのできるアクセサリー等が利用されており、遺骨の全部を手元供養するほか、分骨して遺骨の一部を手元供養するという方法も利用されています。
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散骨
散骨とは、骨を粉末化した後、海や山などに撒く葬法の方法です。日本では、散骨が明確に法律で禁止されているわけではありませんが、他人の敷地で散骨しないなど、条例やルールに配慮が必要な場合もあります。
お墓が無い場合、お墓に入らない場合には具体的に自分の納骨先を決めていきます。終活を進める際には、自分の希望の他、跡継ぎは居るのか、家族の理解が得られるのかなどを踏まえ決めていくと良いでしょう。
自分はどこでどんな風に眠りたいか
お墓が無い場合、遺族が納骨先を選ぶことが多いですが、終活を進める事で自分の眠りたい場所を選ぶことが可能になります。ペットや友人と一緒に眠ったり、好きな土地で眠るなど、自分は誰とどこでどんな風に眠りたいか、ゆっくりと考えることが出来るのは終活でお墓の準備をする大きなメリットです。当たり前のように先祖代々のお墓に入るという選択だけでなく、それ以外の選択をする人も増えてきています。供養の形が増えたことで、色々な選択肢を選ぶことが出来る時代になってきました。事前に気になる場所を見学して、自分で生前購入を進める事もおすすめです。
札幌市、恵庭市周辺で終活している人におすすめ
納骨堂てらすは屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかりますが、納骨堂てらすなら約10分の1の費用で追加費用も掛からない費用で、さらに年会費・管理費不要で永代供養が出来るようになっています。
新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」を提案し続けることで、亡くなった方への尊敬や感謝の気持ちを次の世代に残すことが出来、その結果として、家族や親族など人とのつながりを大切にする、日本人らしい社会を後世に残すことになると願っています。納骨堂てらすは現代の生活スタイルに最適な供養のカタチの一つだと私たちは考えます。札幌に住んでいる、恵庭にご親族がいる人、札幌に所縁があるなど、札幌市や恵庭市周辺で納骨堂を探す理由は様々でしょう。納骨堂てらすは、家族だけで眠るほか、ペットと一緒に眠ることもできる場所です。ご自身の終活として事前に確認して生前購入も可能になっており、納骨堂を札幌、恵庭で探している人におすすめです。是非見学にお越しください。