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身内がいないとお墓はどうなる?お墓の問題解決

身内がいない、身寄りのない人のお墓はどうなるのでしょうか。独り身で身内がいないという場合には、お墓について考えておくべきことがあります。お墓をどうすればよいのでしょうか。身内がいない人が考えたいお墓の問題や解決の方法について、まとめて掲載しています。

お墓には管理者が必要

自分が亡き後はお墓に入ることが当たり前、先祖代々のお墓があるから自分もそのお墓に入るつもりだ、そう考えている人も多いのではないでしょうか。実はその選択は、身内がいない人には難しいことがあります。お墓には管理者が必要だということを知っていますか。お墓や埋葬について規定された「墓地、埋葬等に関する法律」という法律があり、第12条に「墓地、納骨堂又は火葬場の経営者は、管理者を置き、管理者の本籍、住所及び氏名を、墓地、納骨堂又は火葬場所在地の市町村長に届け出なければならない。」と管理者の義務付けに関して掲載があります。

参照)厚生労働省 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)

結婚していない、子供がいない、身内がいない、身寄りがいないなどお墓を継ぐ人が居ないならお墓の管理者がいないということになります。この場合、お墓の管理者となる人が居ないので、お墓を維持することが難しくなってしまうのです。

お墓の管理者が不要な「永代供養墓」

管理者となる人が居ない場合に知っておきたいのが、お墓の管理者が不要となる「永代供養墓」です。永代供養では、お寺などの墓地の管理者が遺骨の供養を続けてくれます。身内がおらず、将来的に管理者となる人がいなくても利用できる供養先です。

お墓の跡継ぎとなる身内が居ればよいですが、未婚率は高くなり、少子化が進み、子供を持たない夫婦も増えており、必ずしもお墓を継ぐことが出来ない家族の形も増えています。身内がいないのなら、自分が亡き後、お墓の跡継ぎが居ないということになりますが、永代供養墓でしたら管理者がいなくても安心して利用することが出来ます。

例えば北海道札幌市では、札幌市では、自宅や病院などで身寄りのない単身者などが亡くなり、引取者がわからない遺骨や、身元が不明な行旅死亡人の遺骨は、引取者のない遺骨として、市が2年間保管することとしています。その間に、各区役所にて戸籍調査などを行い死亡者の遺骨の引取者を探しますが、引取者が現れない場合は、無縁仏として平岸霊園の合同納骨塚に納めています。高齢単身世帯が増えていることや、家族・親族関係が希薄になってきていることなどから、こうした引取者のない遺骨が増えてきている状況です。平成29年度(2017年度)には、全火葬件数の約2%に達し、今後さらに増えることが予測されます。

参照)墓地の現状と課題(引取者のない遺骨の増加)

身内がいない人にとっては、他人事ではありませんね。自分の遺骨も、引取者がいない遺骨となり、無縁仏となってしまいます。眠る場所を自分で選ぶ事ができなくなってしまいます。

永代供養墓では自分の眠りたい場所を選ぶことが可能です。永代供養が出来る一般墓のほか、樹木葬、納骨堂など新しいお墓の形とよばれる供養先への納骨もできます。納骨堂にも、ロッカー型、仏壇型等の種類があり、永代供養といっても、色々な種類やスタイルがありますので、自分の希望や理想に合わせた選択がしやすくなっています。

従来のお墓では難しかった、ペットや友人と一緒に眠ること、婚姻関係にないパートナーと一緒に眠る事、親戚が近くに居なくとも好きな土地で眠るなどいう自由な選択もできるようになっています。身内がいない分、自分はどこでどんな風に眠りたいか自由にゆっくりと考えることができるというメリットがあります。事前に自分が気になる供養先を選び、実際に見学して生前購入をし、亡き後の手続きを進める事もおすすめです。

身内がいないならお墓について検討を

身内がいない人は自分のお墓はどうすればよいか、生前に検討しておくと安心です。先に書いたように、お墓を継ぐ人が無くても利用できる「永代供養墓」を検討することで解決ができます。

また、身内がいない場合で、既に自分が先祖代々のお墓の管理者となっている場合には、そのお墓をどうするかを含めて検討を進めておいた方がよいでしょう。管理者がいないお墓は無縁仏となってしまいます。管理者がいなくなってしまったお墓は管理されなくなるので、草が生い茂り、墓石は老朽化していきます。近隣の区画に迷惑をかけてしまったり、事故につながってしまったりする可能性もあり、無縁墓の増加は社会的な問題になってきています。

身内がおらず、管理者となる人が居ない場合は、「墓じまい」をすすめることで無縁墓となることを防ぐことが出来ます。墓じまいとは改葬のことです。つまりお墓のお引越しです。先祖代々のお墓も遺骨を永代供養がある別の供養先に移し、お墓のお引越しをすすめます。

厚生労働省が発表している数値によると、改葬の件数は年々増加しています。身内がいないという人以外にも、遠距離でお墓参りが大変、家族に面倒かけたくないなど色々な理由で改葬が選ばれています。墓じまいしたあとはお墓の跡継ぎに関する不安は不要になりますので、身内がいない人は、自分の入るお墓をどうするかの他にも、先祖代々のお墓をどうするかについても手続きなどを進めておくとスムーズとなるでしょう。

人々の暮らしは変化し続けています。当たり前のように兄弟がいて、子供がいてお墓の管理者がいるという時代から変化しています。身内がいない人にとっては、従来からのお墓に入ることは当たり前のことではありません。先祖代々のお墓について、自分のお墓について生前からしっかりと考え準備する事で、自分の理想の供養先を選ぶことが出来ます。

札幌市、恵庭市周辺にある納骨堂てらす

納骨堂てらすは札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかりますが、納骨堂てらすならお墓に比べて約10分の1の費用で利用する事ができ、年会費・管理費不要で永代供養ができ、追加費用が掛かりません。

一年中空調の効いた室内で快適なお参りができる明るく日当たりの良い雰囲気の納骨堂です。カフェの様なスペースでの歓談ができ、最新のデジタル祭壇でいつでも故人様のお姿を見る事が出来ます。

札幌にご親族がいる人、札幌に所縁がある、北海道が好き、そんな理由でのご利用も可能です。ご自身が事前に確認して生前購入もできます。ひとりで、お友達と、パートナーと、ペットと一緒になど、従来の「お墓」の常識にとらわれることなく自由な選択をすることができます。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案させていただきます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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