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「お墓はいらない」なら知っておきたい納骨堂

てらすの内観

p>家族や生活など様々な変化により「お墓はいらない」という考え方も増えてきています。実はお墓はいらないと考えるなら、遺骨をどうするのか、などなおさら「供養」の事を考えなければなりません。「お墓はいらない」という価値観の背景と「お墓はいらない」ならどうするのか、知っておきたい納骨堂について掲載しています。

「お墓はいらない」という人が増えている

お墓がいらないという人が増えています。お墓がいらないと思う背景にはどんな理由や変化があるのでしょうか。従来からの家族の形の変化、生活の変化 そして、価値観の変化など様々な「変化」があります。お墓はいらないという人に見られる、様々な変化を見ていきます。

家族の形の変化

夫婦イメージ

現代では、家族の形が変化してきており、子供が居ない家族が多くなっています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると「単独世帯」「夫婦のみの世帯」が増加傾向となっています。つまり子供を持たない、または持ちたくても持てない世帯が増えてきています。

特に顕著にふえているのは「夫婦のみの世帯」で、右肩上がりの増加を続けています。2019(令和元)年6月6日現在における全国の世帯総数は 5178 万 5 千世帯のうち、「夫婦のみの世帯」が 1263 万 9 千世帯となり、全世帯の 24.4%となっています。

「夫婦のみの世帯」は1986(昭和61)年には全世帯の14.4%でしたが、2001(平成13)年には20%を超え、全世帯の20.6%となりました。令和元年には全世帯の 24.4%を超え、この傾向からみると、近年中に全世帯の4分の1が「夫婦のみ世帯」という結果となります。

逆に、41.4%だった、夫婦と未婚の子のみの世帯は年々減少し、2019(令和元)年には全世帯の28.4%まで減っています。

参照)厚生労働省発表 2019年 国民生活基礎調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/02.pdf

参照

)令和3年 国民生活基礎調査(令和元年)の結果からグラフでみる世帯の状況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h29.pdf

従来のお墓は先祖代々、その家の長男に受け継がれるものです。ということは、つまり子供のいない家族にはお墓の継承者はいないことになります。継承者が居らず、いずれ無縁墓になってしまうため、お墓を持ち続けるのが難しいのでお墓はいらないということに繋がります。核家族化が進行し少子高齢化が進む現代では、子供が居らず、自分の死後お墓を管理してくれる人が居なくなることが増えています。家族の形の変化により、お墓がいらなくなるという背景があります。

生活の変化

従来のお墓は遠方にあり、アクセスが悪い場所にあることも多いです。実家に住み続けたり、実家近くに暮したり、またお休みごとに実家に帰ることが頻繁だった以前の生活と比較すると、現在は、子供が実家から出て都会に居ることも多く、実家に帰る機会も減ってきています。

総務省統計局の都道府県別人口増減率では、プラスになっているのは東京都、沖縄県、埼玉県、神奈川県、愛知県など限られた都道府県のみで、他の都道府県では軒並みマイナスになっています。過疎地からは人口流出がとまりません。

参照)総務省統計局 人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2019np/index.html

以前の日本には、お彼岸は必ず家族揃ってお墓参りにという習慣がありましたが、今では家族が集まりづらくこういった習慣が薄れてきている面もあります。家族がお墓から離れた場所で生活することも少なくない現代では、お墓参りへ行くのも大変なイベントと変化しています。

価値観の変化

従来は先祖代々の墓に入ることが「当たり前」でしたが、最近では「お墓」に対する意識が大きく変化しています。1つのお墓に先祖代々家族や血縁者が埋葬され、代々引き継がれていくという「家墓」というお墓が一般的でしたが、「家(いえ)」という考え方が希薄化し、今までの墓石がある、お墓という形にこだわらないという価値観も増えてきています。

お墓は管理が大変なので、お金がかかるお墓の必要性を問う声もあります。

管理料などの費用も負担もあり、むしろお墓がある方が負担に感じるという事から、従来のお墓について、ネガティブなイメージへと変化が出てきています。お墓を継ぐ人が居ないという理由ではなく、お墓の管理の大変さや金銭面などの理由から、従来型の石のお墓の必要性に疑問を感じ、価値観の変化によりお墓がいらないという考えにもあります。年齢が若いほどその傾向は強くなっています。

お墓がいらなくても供養は必要

お墓がいらない場合、必ずしもお墓を作る必要はない場合も、大切なのは故人を思う気持ちです。「家墓」という制度は限界に近づいている印象ですが、お墓はいらないとしても、遺骨はどこにでも埋めてよいわけではありません。

葬儀を終え、悲しみに一区切りがついた時、お骨をどうするかという問題がご家族の前に立ちはだかります。お墓がいらないと考えるのであれば、なおさら遺骨をどうするかを決めておきたいところです。

「供養」は故人の冥福を祈るための意味合いも大事ですが、ご家族が死と向き合い、故人やその周りの人との繋がりを見つめ直し、その後の人生を歩むためにも大切な意味を持つ時間です。お墓はいらないと考えるなら、なおさら故人をどう供養するのかと向き合う必要がでてきます。

「お墓はいらない」なら知っておきたい納骨堂

てらすの祭壇イメージ

というわけで「生き方の多様化」が進む中、従来のお墓が家族の形や生活の変化に合わず、時代に合わなくなってきているところがあります。ですが「お墓はいらない」からこそ、遺骨をどうするか、供養について考える必要があるのです。私たちが変化する中、新しいお墓の形が求められています。そのひとつが「納骨堂」です。

納骨堂は、屋内にあることが多く、遺骨を収蔵するスペースをお墓とする墓所のことです。ロッカー式・棚式・仏壇式など様々な形式の納骨堂があります。

納骨堂には永代供養がついている所が多くなっています。永代供養とは霊園や寺院などが永代に渡り遺骨を供養・管理してくれることです。永代供養がついている納骨堂でしたら、管理を依頼でき負担が軽減されます。

お墓は故人をしのぶ為の場所なのに、お墓がある方が負担というのは何とも悲しいことです。納骨堂は従来のお墓に比べてアクセスが良い場所にある所も多くあり、従来のお墓に対する悩みを解決しながら「お参り」という形を残せること、また個人、夫婦、ペットと一緒にといったさまざまな単位で遺骨を収蔵することができる点など、現代の生活スタイルに合うことから、人気がある供養の形となっています。

札幌市、恵庭市周辺で「お墓はいらない」人におすすめの納骨堂

てらすの内観

納骨堂てらすは札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。悪天候、猛暑、極寒様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっており、お墓に入らなくとも、故人を偲ぶ場所を残すことができます。お参りをして、その後に歓談をする時間も大切にしたいと思い、カフェスペースをご用意しています。

一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかりますが、納骨堂てらすなら約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来る施設になっています。

納骨堂てらすは納骨堂を札幌、恵庭でお墓はいらないという人におすすめしたい納骨堂です。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案させていただきます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。

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