旭川市の墓じまいにかかる費用相場と補助金
お墓の管理ができない、お墓を継ぐ人が居ないなどの理由で、近年「墓じまい」が選ばれています。北海道旭川市で墓じまいを検討しているなら知っておきたい、墓じまいの流れや費用の相場、補助金や助成金の情報についてまとめて掲載しています。
墓じまいとは
墓じまいとは、使用しているお墓を撤去して更地にし、使用権を墓地の管理者に返還することをいいます。改葬とは、お墓を引越して別の場所に移すことをいいます。墓じまいと改葬は厳密には違う意味ですが、似た場面で使われており、墓じまいの件数は厚生労働省が発表している改葬件数が参考になります。
北海道は、全国の中でも墓じまいの件数が多い地域です。
令和4年度 | 12,243 |
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令和3年度 | 9,321 |
令和2年度 | 8,977 |
令和元年度 | 10,318 |
平成30年度 | 9,584 |
平成29年度 | 7,638 |
令和4年の改葬件数は東京都を上回る数となり、北海道における墓じまいの需要の多さがうかがえます。
墓じまいを選ぶ人が増加している理由は、
- 跡継ぎが居ない
- お墓の維持が大変
- 子供に大変な思いをさせたくない
など、色々な理由や背景が見られます。時代が変わり、家族の形や価値観が変わり、お墓があり、死後は家族のお墓に入るということは当たり前ではなくなってきています。
参照)北海道でお墓の改葬が多いのはなぜ?
https://terrace-ohaka.jp/blog/ohaka_kaisou/
墓じまいは増えている?「墓じまい」 件数の推移
https://terrace-ohaka.jp/blog/hakajimai-2/
旭川で墓じまいにかかる費用相場
墓じまいを進める際にはいくつか工程と流れがあり、一般的な流れは以下のようになっています。
- お骨の受け入れ先を探し
- 既存墓地の管理者に墓じまいの意向を伝える
- 改葬の諸手続き
- 閉眼供養
- 抜魂法要
- お墓の撤去
- 新しい受け入れ先へ納骨
墓じまいの工程ごとに費用がかかります。墓じまいの総額の相場は約50万〜200万円といわれていますが、具体的にどのような費用がかかるでしょうか。
墓石の撤去費用
お墓を更地に戻すために、墓石の撤去を石材店に依頼するための費用がかかります。撤去にかかる費用は、墓石の大きさや撤去方法によりますが、1㎡あたり約10万円程度となり、合計で10万円~30万円程度かかります。民間霊園の場合、管理者から石材店を指定される場合があり、安く済ませることが難しい費用です。
離檀料・お布施
現在の墓地が寺院の管理する霊園にある場合には、離檀料やお布施の費用がかかります。相場は法要の1〜3回分といわれており、3万円〜15万円程度となりますが「お気持ち」のためお寺により金額が異なります。
行政手続きに関する費用
墓じまいは、お墓のある市区町村の役所で手続きを行います。費用は数百円程度と高額ではありませんが、
- 受入証明書
- 改葬許可申請書
- 埋葬証明証
- 改葬承諾書
- 改葬証明書
などに費用がかかることがあります。行政での手続きが煩雑な場合、代行サービスを利用する方法もあります。墓じまいの改葬の手続き代行を依頼する場合には、より費用がかかることとなります。
改葬先の費用
改葬先をどこにするか、選ぶ種類で費用は大きく変わります。
- 旭川の市営霊園
- 合同墓
- 納骨堂
- 散骨
など色々な改葬先から自由に選択することができ、およそ30万円〜180万円といわれています。
旭川市の墓じまい補助金
遺骨を別の埋葬場所に移し、墓を撤去する「墓じまい」にかかる流れをみてきましたが、各工程で費用がかかり、合計するとかなりの出費となります。墓じまいを経済的に支援する自治体もありますが、旭川市ホームページには補助金の情報は掲載されていないため現時点では、墓じまいに関する補助金は見当たりませんでした。(2024年11月確認時)今後、補助金が開始された場合は、市役所のホームページに記載されるかと思いますので、確認がおすすめです。
参照)旭川市公式ホームページ 墓地・火葬場
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/800/852/856/index.html
北海道旭川市の墓じまいで費用を抑える方法
先述のように旭川市には補助金がなく自治体の制度を利用できません。(2024年11月時点)墓じまい後に費用を抑えるなら、なるべく安い選択肢の中から納得できる改葬先を選択することがおすすめです。新しい遺骨の供養先で費用が安い合祀の永代供養を選択する、北海道旭川市の散骨業者に依頼する、旭川市の納骨堂を選択するなどがあります。改葬先は自由に選択できますので、自分の予算をみながら選んでいくことができます。旭川市にある納骨堂てらすは16.5万円で利用でき初期費用が少なく、その後の管理の費用もかかりません。納骨堂はお墓に代わり選ばれている供養先で、骨壺に入った遺骨を安置するための建造物になります。納骨堂には
- 一般的なお墓よりも費用が安く済む
- 宗派・宗旨が不問
- アクセスが良い場所にあることが多い
- 室内にあることが多い
- 草むしりや掃除が不要
- ペットと友達と、好きな人と一緒に眠ることが出来る
- 跡継ぎの心配が不要
など、色々なメリットがあります。それぞれの改葬先のメリットやデメリットを比較し、自分に合った改葬先を選ぶのがおすすめです。
旭川市で墓じまいを検討している人におすすめの納骨堂
薄れていく宗教とのつながり、現代での親戚付き合いの中、お墓参りも大きく変化してきました。核家族化が進み、お墓参りのために親族が集まるという機会は少なくなっています。負担の少ない形で故人を偲び冥福を祈るために供養を行うことを継続できる方法もあります。納骨堂てらすではご自身にも負担が少なく、お子様にご負担を掛けない供養のカタチをご提案します。事故の危険がある遠い道のりを渋滞のストレスと戦いながら辿り着いた霊園で、猛暑のなか、虫よけスプレーと線香・お花・お供えを持って階段を上がる。そんなお墓参りも風情があって良いとは思いますが、高齢の方や体の不自由な方にとっては大きな負担となってしまいます。
納骨堂てらすは北海道札幌市、恵庭市、旭川市にある屋内型の納骨堂です。納骨堂は屋内にありますので、悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。納骨堂てらすならお墓の約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来ますので、費用の面ではお墓より安価で利用することができます。アクセスが良く快適な空間でのお参りをお約束します。
納骨堂てらすは、墓じまいを検討している人、お墓のメリットは理解できるけどデメリットを感じるという人にもお勧めしたい納骨堂です。最新式のデジタル祭壇を用意しており、いつでも在りし日の故人様のお姿を前に、お子様・お孫様などご家族で思い出を語りあう機会を維持することが可能です。「お墓」を選び、維持していくという時代に変化が出てきています。新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案しています。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。