辛い!ペット看取りと覚悟
ペットの看取りは辛いものです。看取りたくないと考えてしまったり、トラウマになるという人も居ます。ペットの看取り方や覚悟について、看取った後の準備についてまとめて掲載しています。
ペットの看取りは辛い、怖い
ペットの看取りは辛いものです。ペットの最期と向き合う辛さや怖さから、看取りたくないという人がいたり、トラウマになるという人もいるほどです。ペットの死因は様々ありますが、人間の寿命に比べると、ペットの寿命は短くなります。
厚生労働省の令和5年簡易生命表によると、男性の平均寿命は81.09年、女性の平均寿命は87.14年となっています。
対してペットの寿命は環境省の記載によれば、
犬 | 平均寿命14.65歳 |
---|---|
猫 | 平均寿命15.66歳 |
となっています。大型犬か小型犬か、室内飼いか屋外かなどで少し違いがありますが人間に比べればかなり短い年数です。そのため、どうしても看取りの場面と向き合う必要がでてきていしまいます。
参照)厚生労働省 令和5年簡易生命表の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life23/
環境省 犬・猫と人間の年齢換算表 – 小型犬 中型犬
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/tatou_model/pamph02/01.pdf
仕事でペットが看取れない
看取る時期が近づいてくると色々な悩みが出てきます。そのうちの一つが、仕事でペットを看取ることができないということです。人間の場合は事情を伝えやすいかもしれません。人間の場合、家族が要介護状態になった際、介護休暇という制度があり、万が一の場合には忌引きという制度もあります。動物の場合はなかなか言いづらいこともあるかもしません。
有給休暇を利用してペットと向き合う時間を作るというようにしているようです。
有給休暇であれば、理由を明示せずに取得することができ、犬、猫と向き合う時間を取ることができます。
残念ながら、多くの人がペットの最期を看取れなかった経験があります。人間の場合も一緒ですが、大切な人の最期に立ち会えないことは珍しくありません。看取れないのは辛いことですが、ただ最期の時はわからないものです。看取れなかったのは仕方ないことが多くありますので、一人で逝かせてしまったと後悔しすぎない方がよいでしょう。
また、動物の本能として最期には飼い主から姿を隠すという習性があります。看取れなかったのではなく、看取らせたくなかったのかもしれません。
一人暮らしで自分以外に看取る人が居ない場合には、仕事で忙しくしていると心配が募りますが、看取れない可能性も含めて、ペットの最期と向き合う覚悟が必要になります。
飼い主としてペットを看取る覚悟
ペットの看取りは辛いことです。親や親しい看取りとはまた違う感覚を持ちます。大切に育ててきた家族を失うのは、子供を失う感覚に近いのかもしれません。失った辛さからペットロス症候群というペットを失った事実を受け入れることができず、気持ちの落ち込みが激しくなる人は珍しくありません。ペットを失うのは怖いもので、トラウマになる人もいます。
ペットは人間より寿命が短い生き物です。そのため、自分より先に旅立ち看取る時が来てしまいます。ペットが少しずつ年老いてきた時には、しっかりと看取りに対する覚悟を持つことは、飼い主として最後にできることになるでしょう。
看取った後はペット一緒に眠るという選択も
飼い主としての覚悟をきめたら、看取った後のことも考えておきたいところです。ペット亡き後に、葬儀や眠る場所も選んでおくととっさの時に慌てないで物事を進められます。いざという時には、ショックで何も考えられなくなりますので、予め準備しておくと安心です。
もちろん、事前に準備するにも覚悟がいります。事前準備なんて嫌だという人も居るでしょうが、準備もまた飼い主としての責任になります。近年は、亡き後もペットと一緒に眠りたいという供養先を選ぶ人も増えてきました。自分は人間のお墓へ、ペットはペット専用のお墓へという選択でしたが、一緒に入る供養先も選ぶことができます。自分が入る予定のお墓が既にあるという場合、お墓に一緒に入ることができるのか確認をするのがおすすめです。お墓には当たり前にペットが一緒に入れるわけではありません。霊園によっては、ペットは一緒に入れない事が規約に明記されていることもあります。
自分のお墓には一緒に入れない場合には、一緒に眠れる場所を探すことになります。納骨堂にはペットと一緒に利用できる施設も多くあります。納骨堂とは、主に建物の中などに個人や家族で遺骨を納められる施設です。従来のお墓のように、家族や親類と一緒に利用するだけでなく、友達と、パートナーと、1人で、ペットと一緒に眠るというように自由な利用ができます。納骨堂には生前契約が可能で、ペットのために納骨堂として利用し、自分もあとから会いに行くという利用方法ができる施設も多くあります。
慌ただしい中で眠る場所を考えると、後からこうすればよかった、ああすればよかったなど後悔につながるかもしれません。ペットを看取った後の準備として、ペットが眠る場所を用意しておくといざという時にも落ち着いて考えることができます。
札幌市、恵庭市でペットと一緒に眠る納骨堂
納骨堂てらすはペットと眠れる納骨堂です。ご家族の一員であるどうぶつたち も一緒にご納骨いただける施設になっています。屋内型の納骨堂で、お墓の約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来ます。初期費用が少なく、その後の管理の費用・労力が掛からない「納骨堂てらす」は現代の生活スタイルに最適な供養のカタチの一つだと私たちは考えます。「供養」は故人の冥福を祈るための意味合いも大事ですが、ご家族が死と向き合い、その後の人生を歩むためにも大切な意味を持つとわたしたちは考えています。そのためにもお参りをして、その後に歓談をする時間も大切にしたいと思い、カフェスペースをご用意しています。ペットとの別れを惜しみ、いつも遺骨を身につけたり、いつも一緒にいるだけが供養ではありません。
デジタル祭壇には、はつらつと可愛らしいどうぶつたちが映し出され、やさしい声やあたたかな想いを届けていただけます。お墓に比べて気軽にお参りに行ける、いつかペットのいる場所に会いに行く、また会えるその様な場所ができることで、ペットを失った悲しみが癒される場合もあります。大切な家族の一員である、ペットと最期の時を迎えたあとも一緒に過ごせる場所です。楽しい想い出をたくさん残し、寿命をまっとうしたどうぶつたちは、天国の虹の橋とつながるこの場所で、飼い主さんや大切な人が会いに来てくれることを、いつの日か迎えに来てくれる時を待つことができます。
納骨堂てらすは、「ご家族の気持ち」を何よりも大切にしたいと考え、「ペットと眠れる納骨堂」となっています。ペットと一緒に入れる納骨堂を札幌や恵庭で探している人におすすめの納骨堂です。見学、資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。