納骨堂とお墓の違いを比較
近年増えている供養先に納骨堂があります。納骨堂とお墓はどんな共通点があり、どんな違いがあるのでしょうか。納骨堂とお墓を比較して見ていきます。
納骨堂とお墓の違いを比較
供養先といえば、従来はお墓が選ばれていましたが、最近ではお墓以外の供養先も人気となっています。納骨堂は屋内のスペースに遺骨を納める施設です。従来の納骨堂は単に遺骨を納める施設としての役割が強くありましたが、近年ではお参りできる納骨堂が増えています。お墓は亡くなった方を弔うために遺骨を収蔵する場所です。納骨堂とお墓、両方とも遺骨を納骨する場所ですが、具体的に納骨堂とお墓にはどのような違いがあるのかを以下で見ていきます。
屋内・屋外
納骨堂は、骨壺に入った遺骨を安置するための建造物になります。お墓のように屋外の墓石ではなく、建物の中で管理する場所です。屋内にありますので、暑い時期や寒い時期、雨の日など悪天候の日のお参りも快適に行うことができます。お墓は屋外にあることが一般的です。納骨堂とお墓には、屋内にあるか、屋外にあるかといった違いがあります。
アクセス
納骨堂は都会など、利便性が良くアクセスがよい場所にあることが多くなります。従来の納骨堂は、寺院の境内や墓地の敷地内にあるのが一般的でしたが、最近は駅の近くなどアクセスが良い場所にある納骨堂が増えています。お墓の場合はアクセスが比較的よくない立地となることが多くなります。一般的にお墓のある霊園は駅から離れた場所や、交通機関では少し足が運びづらいなど遠方にあります。そのため、お墓参りなどお墓に行く際には、移動の時間が長くかかってしまうことがあります。
価格
納骨堂は、お墓より安い価格となることが多くなります。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかり高額となります。初期費用のほか、管理費がかかる場合があります。年間管理費は初期費用となり、継続してかかる費用です。毎年支払いが必要となるなど、いくら初期費用が安くても年間管理費が高いと支払い総額は大きな違いになります。年間管理費は施設により費用が異なりますので、いくらかかるのか確認したい点です。
利用期間
納骨堂の場合は、利用期間を契約する事になります。一定期間は遺骨を個別のスペースに遺骨を安置する、期間後は合祀されるという利用形態もあります。お墓の場合、放置せず管理費などを支払い管理していれば無期限に利用できます。期限付き墓地など、期限が決められている墓地もありますので、心配な場合は墓地使用契約を確認しておいた方がよいでしょう。
管理
納骨堂の場合、清掃は不要です。納骨堂では管理者やスタッフが、施設の維持管理をしてくれます。お墓を利用していると、お墓掃除が必要になります。お墓の利用にも管理費を支払うことはありますが、利用している墓所を綺麗に保つのはお墓の管理者自身の責任となります。お墓の場合はお墓参りに行くだけでなく、お墓掃除のためにお墓に足を運ぶ必要もでてきます。
利用条件
納骨堂とお墓では、一緒に入ることができる人が異なります。納骨堂は制限がない施設も多くあります。そのため、家族以外と一緒に入ることができます。友達と婚姻関係にないパートナーと、ペットと一緒に、また、1人でなど自由な利用が可能となります。お墓は基本的に、血縁者と眠る場所です。霊園の規約により何親等以内などと定められていることが多くなります。
納骨堂とお墓はどちらがよい？
納骨堂とお墓の違いについてみてきましたが、納骨堂、お墓それぞれの特徴がありどちらにもメリットとデメリットがあります。両方の違いを比較し、自分に合った形を選ぶのがおすすめです。お墓しか選べない時代ではありませんので、色々な選択肢から選ぶことができます。それぞれの特徴やメリットデメリットを知って、これまでの常識にとらわれず、自分にとっての理想の供養を見つけたいところです。
納骨堂が増えている背景には、従来のお墓とは違う形の遺骨の納骨先を選ぶ需要が拡大している社会情勢があります。お墓には管理者が必要ですが、生涯を独身で過ごす人や子供を持たない夫婦は増加しています。また、婚姻という形にとらわれず、籍を入れずパートナーとして過ごしていく夫婦や、性別にとらわれないパートナーを選ぶ人もいます。お墓を継ぐ人が居ないという理由で、墓じまいしお墓以外の供養先を選択する人も増えてきています。家族の形は変化していますが、従来のお墓の制度は変わっていません。「家」という形にとらわれているお墓が、現代を過ごす人にとって利用しづらくなっているのは仕方がないのかもしれません。生涯未婚で過ごす人や、子供を持たない世帯は増加していく可能性が多くあります。今後も納骨堂など、お墓に代わる供養先の需要はさらに拡大する可能性があります。
納骨堂てらすは札幌、恵庭、旭川にある納骨堂
この記事では、納骨堂とお墓の違いを比較しながらみてきました。供養先として当たり前にお墓しか選べない時代は変化しています。実家のお墓が遠方にある、時間がなくお墓に頻繁に足を運ぶのは難しいなど、お墓の管理をしていく中では様々な悩みが出てきます。必ずしも従来のお墓の形や常識にとらわれる必要はありません。今では、新しいお墓の形も多くあります。お墓の場所も従来の選び方や価値観に囚われる必要はありません。自分の好きな場所を選ぶことも可能です。
納骨堂てらすでは、最新式のデジタル祭壇を用意しており、いつでも在りし日の故人様のお姿を前に、お子様・お孫様などご家族で思い出を語りあう機会を維持することが可能です。「お墓」を選び、維持していくという時代に変化が出てきています。納骨堂てらすは新しい生活様式、家族のあり方にあわせた「新しい供養のカタチ」をご提案しています。
納骨堂てらすは北海道札幌市、恵庭市にある屋内型の納骨堂です。納骨堂は屋内にありますので、悪天候、猛暑、極寒など様々な悪条件下であっても快適にお参りできる施設になっています。一般的にお墓を新たに購入すると、墓石・永代使用料を含め、150万円以上の費用がかかりますが納骨堂てらすなら約10分の1の費用で追加費用も掛かりません。年会費・管理費不要で永代供養が出来ますので、費用の面ではお墓より安価で利用することができます。資料請求は無料ですので、是非お問い合わせください。
